
第3次マイラジコンブームは正確な時期が思い出せないのですが、タミヤがFFツーリングカーを発売した頃です。すでに働き出してからだいぶ経っていました。
どこかのおもちゃ売り場でたまたま見かけたキット。その本格的な駆動配置やサスペンションに一目惚れして一式“大人買い”です(笑)自由になるお金がそれまでのラジコンブームの時とは大きく違いましたからね。
購入したのはシビックです。
これは弄りました。投資しました。
フルベアリング、ダンパー、スプリング、ホイール、タイヤ、ボディ、モーター、アンプ、サーボ、バッテリー、充電器、サーキットでの充電のために自家用車のバッテリー増設・・・
特にボディとホイールでは着せ替え感覚で遊びました。
シビックに始まり、プリメーラ、スープラ、インプレッサ、ランチャデルタインテグラーレ、メルセデスベンツ190E、NSX(トレッドが違った)・・・
それと共に塗装技術も向上です。
ツートーン、パール塗料の採用、クラッシュ時のはがれ対策、黒の裏打ち、グラデーション、マーブル・・・
装飾も懲りました。当時私は実車でカッティングシートを使用してイロイロ遊んでいたので、もちろんラジコンでも炸裂です。
各種ロゴをボディサイズに合わせて作る・・・これはパソコンのスキャナ+プリンタを使用して縮小したイメージを使いました。
レースクイーンの写真を参考にアニメ調にしてボディ全体をキャンバスに見立て張り込む・・・今風に言えば“痛車”ですね。苦労したのはカッティングシートの重ね貼りは剥がれ易いので、顔の中のパーツやレオタードのロゴなどを全て“重ね切り”した事です。苦労の甲斐あってサーキットでは目立っていました。
有りえないスポンサー・・・女性用整髪剤の容器イメージをボディ全体に再現しました。これも注目されていましたね。
私の中の最高傑作は蛍光塗料を使用したグラデーションですね。当時手に入れることの出来たポリカボ用蛍光塗料を多色揃えて赤→黄→緑(だったかな?)のグラデーションを作りました。
全て缶スプレーです。可能な限り霧を細かくするためにヤバいくらい缶を暖めました(汗)皆さんは真似しないでくださいね、私も今は怖くてそんなこと出来ません(苦笑)
さて、ここまで弄ると余剰パーツでもう一台組めるくらいになってきました。
購入したのは思い出のホーネットです。
フルベアリング以外は素組みで仕上げ、いざ走行・・・
うまく走りません。どうやら7.2ボルトのレーシングパックで駆動系がパワーアップして路面追従がうまくいっていない感じ・・・ユニットスイングのリアサスの限界か?
何とかならんかなーとショップを覗くと目に入ったのが4WDのサンダーショット。
リアの駆動ユニットのシャーシへの固定位置がホーネットのそれとよく似ている・・・駄目ならこれも組めばいーやって感じで購入し、いざホーネットへ移植!!
結果から言うと、ほぼポン付けでした(笑)
こうしてリアサスがダブルウイッシュボーンになったホーネット改の誕生です。
走行させてみるとリアのトラクションが別物!!(当たり前?)
一気にスピードアップ!!・・・・ですが、今度はフロントのグリップが圧倒的に足りず、曲がりません。
フロントタイヤを変更してグリップを増そうかと考えましたが、サスの強度が足りないだろうと判断。
こうしてホーネット改造計画は頓挫しました。
これをピークに第3次マイラジコンブームはゆっくりと終焉に向かいます。
FFツーリングカーは度重なるクラッシュにシャーシーが音を上げ、廃棄、
ホーネットも想定外のトラクションを得た上に困難なコントロール性がたたり、頻繁にクラッシュ。
やはりシャーシーを駄目にしてサンダーショットへと組みなおされる。
そのサンダーショットも駆動系が疲弊してあまり走行させなくなる。
パーツ類の大部分も友人・知人へと譲られる形で散逸。
ラジコン用に改造した自家用車も買い替え。
こうして、くたびれたサンダーショットといくらか(とは言え結構な量)のパーツを眠らせてブームは去ります。
今回の1枚はスバル360カスタムです。これは高いほうのトミカ、トミカリミテッドヴィンテージです。
カスタムという名前ですが、商用向けだったそうです。最近で言えばプレオバンAですね。
商用向けといえばカスタム以前にコマーシャルという強烈なのが居たんですがね・・・ミニカーでは見たこと無いです。
Posted at 2011/01/30 04:36:50 | |
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