リアハブベアリング交換

1ヶ月ほど前からでしょうか。
40km/hくらいから「ゴーー！」という音が発生し、速度上昇に伴い大きくなっていました。

ネットで調査し、整備工場で原因が確定しましたが、リアのハブベアリングの劣化が原因でした。

お店で交換すると全部で40,000円(‼︎)ほどかかると見積もられたので、DIYでやることを決意。

ABSセンサー付きの「純正相当品」を購入し、交換します。

車体をジャッキアップし、タイヤとドラムカバーを外します。
はじめは硬いですが、ネジなどなく、はまっているだけなので叩いたりして引っ張れば外れます。


※ドラムカバー外す際はパーキングブレーキを必ず解除してください。強引に分解すると、文字通り「分解」します！

ドラムカバーを外した状態。
だいぶダストで汚れていましたので、ブロワで吹いて掃除。

赤丸4か所のネジを外すだけなのですが、通常のネジと違い【トルクス(へクスローブ)ネジ】で固定されています。

外す際に特殊工具が必要です。

【トルクス】規格の【T55】というサイズのレンチが必要です。


入手困難で、大体のホームセンタ―には大きくてもT50までしかなく、県内最大のホームセンターでも置いていませんでした。

なので、購入時は店頭注文かネットショッピングをおすすめします。

相当ガッチリ固定されている(長年無交換の固着も考えられる)ため、ネジ外す際はナメないように細心の注意を払います。

トルクスネジはブレーキシューの部品で隠れているため全部一度に外すことはできません。

フットブレーキを奥まで踏むことでブレーキが移動し、工具がはまるようになりますが、ツートンは手でブレーキシューを押して移動させましたｗ

ハブベアリングユニットはワイヤを緩めて外すようですが、知恵の輪的にうまくやれば緩めずとも外せました。

ABSセンサーのカプラーも長年の固着で外しにくかったです。

左が異常が出ていたもの。

右が新品。

あきらかに回転の滑らかさが違います。
左は回すと「ゴリゴリ」音がしますｗ

裏側から
右が古いもの。

左が新品。

古い方のボルトには純正の証。ダイハツマークが刻印されてます。

左右比較してよーく見ると細部の形状が異なっています。

新品を取り付けます。

締め付けトルクは80N.m

逆順で戻し、作業完了。


交換後は見事に異音解消！
ソニカもともとの静かさにびっくりしますｗ