骸骨

昨日会社で昼ごはん中に、ポロッと銀歯のかぶせが取れたため、本日は午前から歯科受診へ。

丁度２年前に受診した歯医者さんは看板ごとかわり居抜きして、新しい歯医者さんになっていました。

診療にあたり、「痛くないですか？」「次は○○しますね」と一つ一つ丁寧に声かけられつつレントゲン写真を撮られて診察台に座ったところ、１分も立たずに前のモニターに自分のガイコツ写真が写っています。
一昔前はレントゲンフィルムを蛍光灯の下であぶりだして、医者からあれやこれやと説明受けたものですが、今はＰＣだから何もかもすぐにデータが出てプリントアウトしたカラーの歯の状態と一緒に、これまた丁寧な説明が始まります。



「人間一皮向けばみんな同じ」とストーンズのキースリチャーズが髑髏の指輪の意味を語った言葉を気に入って、度々聞かせてくれる私の高校以来の親友。


どんなに金持ちでも、貧乏でも、美しくても、醜くても、性格が良くても悪くても、一皮向けば同じ人間。


あー俺もガイコツなんだ、、、と歯のレントゲン写真の周囲に映る乳白色のガイコツの輪郭を見ながら、そんなことを思い出しつつ、「俺ってこんなにあご丸かったっけ？鏡ではシャープな卵形と思っていたのに、こげん顔丸いっけ？」とがっかりしていました。