
米IIHS(米国道路安全保険協会)が小型SUVを対象に
衝突回避安全システムのブレーキテストを実施。
はい、そうです。掲題のとおり(笑)。
我らがBMWさんは最悪の評価。
米IIHS(米国道路安全保険協会)がテストしたのは全11台。
一番高い価格なのに、一番ショボイ結果でした。
でも、おどろきません。
外ヅラの良い見てくればかりの車を売りつけて、
客からボッタクルことばかり考えている会社です。
当選の結果といえるでしょう。
流行りものがあればすぐに飛びつき、
体裁だけ整え、未熟な車を結構売ってきました。
評論家は「流石BMWが作ると走りが違う」と提灯記事。
私はBMWオーナーではありますが、自分の乗っている車のメーカーを、
盲目的かつ無条件であげつらうことはしません。
長年クルマに乗ってきた経験を元に、できるかぎり公正な評価をしたいと考える方です。
その結果として、BMWには結構批判的な発言ますし、みんカラでも割と辛辣コメントを続けています。
今回は私のメーカーに対する評価を裏付ける結果となりました。
[最高] ホンダ CR-V スバル フォレスター トヨタ RAV4 ボルボ XC40
[高度] シボレー エクイノックス ヒュンダイ コナ キア スポーテージ マツダ CX-5 日産 ローグ
[基本] 三菱 アウトランダー
[評価無し] BMW X1 ←ノーブレーキでテストの人形に突っ込む!
まったくブレーキをかけることなく…
あわれ、ドールは真っ二つwww
詳しくは以下の動画をご覧ください。
Value / 価格に見合うだけの価値という点で、BMWはユーザーに対して不誠実な会社です。
見た目と乗り味は良いですが、近年はボッタクリ至上主義のせいか、
車を構成している様々な部品のコストダウンによるプアーさがあからさま。
これまで小型オープンカーが流行れば飛びつき、SUVが流行れば飛びつき、
ファミリーワンボックスに飛びつきと、車種を手広く展開してきました。
拡大路線も結構ですが「コンパクトスポーツセダン」という原点回帰を期待したいです。
さて、新しい3シリーズが発表になり、予約もちらほら始まっているとかいないとか…。
内装は相応にブラッシュアップしてかなり良い感じです。が、外観は革新的ではありません。
現行モデルを継承したエクステリアで、5シリーズ同様に順当かつ保守的。
会社の屋台骨を背負ってるので大きな冒険は出来ないということでしょうか。
ところで延々と肥大化していくBMW3シリーズって一体何を目指してるんでしょうか?
みなさん次も乗り継いで3シリーズ買いますか?
さて、私が今一番欲しい車がコレ。
スズキのジムニー・シエラ。
ディーラーに行って聞いたら「1年10か月ぐらい待ちます」と言われて、しばし呆然w
聞き間違いかと思い、繰り返し訪ねてしまいました。
20年ぶりのモデルチェンジがファンの期待通りだったおかけで、人気が沸騰しています。
2018年カーオブザイヤーの大本命でしたが、スズキが辞退したので対象にはなりませんでした。
しかしその人気と市場での絶大な支持は、各社がクルマの有り方について再考するきっかけにすらなりました。
tvk「クルマでいこう!」の視聴者が投票して決定する「ENGINE FOR THE LIFE AWARD 2018」でも、
2位にトリプルスコア(3倍の差)を付けてダントツの圧勝で受賞となりました。
燃費も良くない、室内も広くもない。
空力に優れているわけでもない、今や本流のSUVとはかけ離れたカクカクしたフォルム。
コーナーのハンドリングだって特筆するところは一切なく、体も結構フワフワと揺れる。
ラグジュアリーでもスポーティーでもなければ、快適でもなく、上質さからも程遠い。
このご時世に、FRに拘るせいでエンジンも縦置き、トランスミッションも専用になってコスト高となり、
小型車(軽/リッターカー)のわりに価格も決して安くない。
時代と真逆をいくようなクルマです。
それでもワン・アンド・オンリー。
「この車じゃなければ行けない場所がある」
「この車じゃなければ走れない場所がある」
「この車じゃなければ困る季節がある」
前回のモデルチェンジから20年、そんなスパンで登場したクルマです。
この新型も、ながーーーーい期間、販売を続けて、たくさんのファンを産みだすのでしょう。
「本物の4駆車としてラダーフレーム、リジットアクスル採用する」
「流行に流されず、待っているファンを決して裏切らない純粋さを長期スパンで追求する」
という理念を徹底して貫いた作り手の本気のメッセージが、市場に強烈に届いたわけです。
時代に流されたり、懐古主義ではなく、本当の価値を守るキープコンセプト。
多くのクルマが衝突安全性や乗り心地や豪華さを口実に肥大化しています。
しかしそのいっぽうで目に見えない部分はコストカットの嵐。
しかしユーザーの求める価値観は別のところにあります。
成金趣味の高級車に引かれるの昭和の価値観から脱却できない「ジジイ」だけです。
延々と肥大化する一方でコストダウンまみれのBMW。
今回のIIHSのテストで、これでもかと馬脚をあらわしてしまいました。
伝わるメッセージは「やっぱりね」だけ。
決して「意外」という感覚はありません。
いろいろと考えさせられます。
ジムニーシエラに、スイフト・インド向けのディーゼルエンジンを乗せたモデル出してくれないかな…。
(ディーゼルエンジンの燃費は、28.4km/リットルらしい)
5ドアモデルものうわさもあるらしい…。
インドの市場シェア45%。スズキの株でも買っておくか。
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Posted at
2019/02/23 14:31:33