
先ず始めに、「おまもりひまり」とは的良みらん先生初の一般向け連載漫画作品である。
「おまもりひまり」は月刊「ドラゴンエイジ」誌(富士見書房)2013年10月号にて完結した。完結とは終わりである。
廻りくどい言い方をすれば、的良みらん先生は10月号掲載分をもって「おまもりひまり」を終わらせたということである。
「おまもりひまり」という名の物語は何だったのだろうか。
全く何の答えも無いまま筆を進めている。以下、個人的な話で恐縮だが、「おまもりひまり」に纏わる思い出を振り返っていきたい。
……すいませんここまでの文章はパクリですごめんなさい。
気を取り直して。
「おまもりひまり」に関して、真っ先に思い出されるのは、2010年1月09日(土)に秋葉原で行われたサイン会である。
以下、当時の記録を抜粋。
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今日は秋葉原のアニメイトで開催された、
的良みらん先生のサイン会に参加してきたよ(・∀・)
12時過ぎに秋葉原到着。その後ゴタゴタしたが、13時半にはサイン会待ちの列に並んで、■■■■さんと合流しました。
14時少し前に会場に入り、椅子に座って暫く待つと、スタッフが前に出てきて、
「的良みらん先生が入場しますので、拍手で迎えて下さい」と。
スタッフの掛け声で拍手すると、控室のドアが開いて的良先生……と思ったら、女性が2人でてきた。
2人とも前に立つと、
「みなさんこんにちは。シナリオ担当の的良と」
「作画担当のみらんです」
そう、的良みらん先生は2人ユニットの総称だったのだ!!
……んな訳ないだろ。何だこの三文芝居www
(
※本物の的良みらん先生は1人の男性です。カメラの前で素早く動いて2人に見せかけたりとかしません)
じゃあこの2人の女性は誰かというと、アニメで声と担当している声優の
野水伊織さん、
本多真梨子さんでした。
サプライズゲストですけど、俺、声優に疎いんで凄いんだか凄くないんだかよくワカラナイです。
そして本物の的良先生が登場、サイン会が始まりました。
1番目の人へのサインでいきなり書き損じる(サインには○○様とも書かれるのだが、『的良みらん』の後ろにも“様”を付けてしまった)というアクシデントが発生したが、寧ろ書き損じたサイン方が欲しいぞ(貴重なので)。
で、(中略)色々不安になってきて……
サインをしてもらい、(以下略)
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当日は悪い事、良い事の両方があった(普通の事は無かった)が、ちょっとここでは書けない。
的良先生の直筆サイン(が入った紙媒体)は3つ持っているが、この時のは2つ目だ。
このイベント(正確にはイベントに参加する為の整理券の配布待ちの時)で知り合いが増えた点も個人的には重要な出来事であった。
他、2010年2月6日(土)に厚木で行われたイベントにも参加してたりする。

以下、当時の某巨大ネット掲示板の書き込み。
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547 :
レポ1/5:2010/02/07(日) 22:26:29 ID:9/GQ+9310
>>543
・(#~)は、記録者の私見。全体にうろ覚え式なので、間違ってたらすまん。
・1点、ネットとかには書かないでって言われた話はスルー
何を気にしてたのかわからない人にはわからない本当にささいなことなんだが。
【イベントの大まかな流れ】
観客数は開場時に数えて約40人。参加賞のポスターはこの辺には行き渡ってた。
開演時には立ち見が何列もできて最終的に6、70人くらい。会場のイベントスペース
からはみ出しかけていて、監督・仮面Pは声優イベントじゃないのにと驚いていた。
挙手で確認したところ、いつもこの店に来てるって人は1人だけで、あとは今回のため
のために来た模様。大半が神奈川と東京民。遠い人は群馬と岐阜?
挨拶の後、見所を軽く触れてから早速、5,6話上映約50分
やっとネタバレ解禁ということで制作トークや各キャラ紹介など、
質問タイムは時間押しまくってたが、いろいろあって手を挙げた人は全員聞けた。
最後にサイン入り台本の争奪じゃんけん大会。凛子・加耶サイン入り各1冊。
DVD特典・会場予約特典の説明。サーパラの中の人による抱き枕販売告知で終了
※一鉄斉春光註:群馬から来た人とは俺の事。あと、岐阜ではなくて栃木が正しい
548 :
レポ2/5:2010/02/07(日) 22:27:57 ID:9/GQ+9310
【トーク】
●規制等
・5話の治療行為は監督もそのままじゃ放送無理だと思ってた(#観て俺もそう思った)
質問への回答で、DVDに収録されるのは会場で上映した無修正版とのこと
P:「人間じゃないので」という言い訳は4年前くらいから通らなくなってきている
P:テレビ愛知の規制が厳しめなのは、他局と違いU局ではないため(#テレビ東京系ネット局?)
会場が本厚木で未放映地区だったこともあり、tvkも厳しめとの事前情報があった
P:局担当が放送できない理由を「児童の性行為を連想させる表現がうんぬん」と、真面目な
文書で送ってきて、(わざわざこんなこと書かせてしまって)申し訳なかった
監:(#規制関係のつながりで)優人の背中にヒノエンマ刀が突き刺さってる原作絵はアニメだと
アウトなので斬り付ける絵に改変した。リズに刺さってる絵もギリギリ。
清水久が斬られてバラバラになり水に変わって崩れるシーンはそのまま映像化したが、
水に切り替わるタイミング次第で不快に感じる視聴者もでてしまう
(#エロも暴力も見せ方で印象が変わってくるから、作る方も放送を許可する方も、
杓子定規にここまでならOKって話ではないらしい)
550 :
レポ 3/5:2010/02/07(日) 22:32:32 ID:fFkST7D+P
●OPED
監:「BEAM my BEAM」はもともとOP候補としてあがってきたが、良かったのでED曲にした。
原作ありきの作品なのでEDは原作とのコラボに。
EDにしては明るい曲調・映像なのは、ハードコア編のバトルとか使命とかの話を重く感じてしまう
人が出ると良くないので、常に明るくおまひまの空気を忘れさせない(#リセットの)狙いもある
監:OPを作る際、おまひまのヒロイン達は絡まないので(#協力より独立独歩)困った。
無理に絡ますよりはと、それぞれの見せ場を順に回す今の内容にした
・7話OP変更部分もおたのしみに(#ベット上キャラ?)
(質問)提供絵のTシャツは何か?
制作スタッフのスタッフTシャツを作ろうと言う話をしたまま時間がたってしまい、
せっかくなのでとりあえず作ってみたところ、できがいいので提供絵に使うことにした。
提供絵は通常、制作側ではなく製作プロデュース側で用意するものらしい。
着ているのは次回予告に出演してるメイドさん。
提供絵で秋葉のショップをまわるのは監督のアイデアで各店の店員に出てもらうつもりだったが、
顔出しということで難色が強く困っていたところでメイド喫茶さんの協力を得た。
552 :
レポ 4/5:2010/02/07(日) 22:33:36 ID:9/GQ+9310
●キャラ・声優など
・リズリットの大亀さんはほぼ素の演技で、いい感じにはっちゃけているらしい
・クラスメイト泰三役の鈴木達央さんは、台本とまったく違う台詞をしゃべりまくる
(台詞の尺だけはしっかり合わせている)。本多さんがその影響を受けてしまい、
聞こえにくい脇のシーン等ではすごいことを言っているらしい
P:「電報です」と、凛子(野水さん)加耶(本多さん)からのメール紹介
野水:会場の観客への挨拶と、監督に凛子をもっとプッシュしてくださいという要望
本多:会場の観客への挨拶と、監督に加耶ちゃんの出番はもうありませんか?
(#野井原の)家から出てくる展開はありませんか?と要望
公式HPニュースのようなやり取りが実際にあったようで、景品台本へのサインも
収録現場で急遽書いてもらい、マネージャーには後から承諾をもらったらしい。
(質問)好きなキャラは?
監督は皆好きですと立場上明言を避ける感じ。 仮面Pは始め静水久が好きだった
(いろいろハイスペックだし?)が、今はひまりがつぼにはまってる
#あと、公式でも書かれてた情報みたいだが質問者が触れてて知ったのが
あやかしサウンドシステム。
http://www.presepe.jp/omahima/?p=234
554 :
レポ5/5 以上:2010/02/07(日) 22:35:31 ID:9/GQ+9310
●DVD特典など
P:原作者の的良先生がイラストを描いてくれたもののエロすぎて表では使えそうもなく、
裏(#中?)で使わせてもらうことにした。
P:脱がせる(剥がせる)イラストも監督のアイデア。特殊な印刷なので値が張るらしい。
・会場予約特典は出版社向けポップとかDVDとか販促品いろいろ。
(#見方によると余り物なわけだが、非売品とかばかりで俺に良し)
【6話ネタバレ注意】
★仮面Pは映像化にあたり、アニメ6話屋上のシーンを見たいと思っていた(#エロじゃなかった)
★監督も重要な話数なのでコンテ演出を川崎氏に依頼した。
4話監督コンテとは違うバトル・アクションが楽しんでもらえるのではとのこと。
★監督は松岡さんの演技はいい娘のキャラしかしらなかったが・・・(#6話を見るとわかると思う)
★監督から松岡さんにくえすのキャラをつかんでもらうための演技指導メモが渡されていた
ツンデレはこうでヤンデレはこう、で、くえすは~と、イラスト入りの詳しい解説が書いてあったとか
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以下、当時の俺のコメント。
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で、「おまもりひまり」アニメ版のイベントがあったんで行ってきたのよ。
会場となるのはとあるCD屋で、建物の2階にちょっとしたイベントスペースがあり、アニメのキー局がtvk(テレビ神奈川)なのでここになった様だ。
大通りから路地を一本入った所にありました。
開店時間がいつだか不明だったので、10時に本厚木駅着になるタイムスケジュールで進行したが、11時開店だった上に人気が無かったので、近くの本屋とデパートのトイレで時間を潰して11時5分前に再び店の前へ。
入場待ち列4番目でした。
暫く待った後に入場して、イベントをあれこれやりましたがな。
写真1:DVD予約特典の数々(一部)。先着15名との話だったが、主催者側がこんなに人が集まると思っていなかったらしく(40人位)、非売品DVDの数が足りなくて手焼きの奴を出さざるえなかったり(俺は正規品を入手)とか色々ありました
>1点、ネットとかには書かないでって言われた話はスルー
何を気にしてたのかわからない人にはわからない本当にささいなことなんだが。
↑については、プロデューサー氏が質疑応答にて、ある質問について答える際に条件として挙げていた。
プロデューサー氏はもっともらしい事を答えていたが、俺には詭弁も入ってるなと感じたけどね。
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残念なことに「ネットとかには」云々は具体的に何なのか失念してしまった。

上記イベントで貰ったもの(一部)。他に紙袋とポスターを貰った。
イベントの帰りに感冒にかかって、翌日ダウンしてしまった事はあまり思い出したくない。
他に思い出される事と言えば、各務森飛白(鬼切役序列第参位 各務森家当主)。

初出当時、「黒歴史」を知る向きには驚きの起用だった。
「おまもりひまり」での扱いは当初、本編進行の都合上の設定だけのキャラだったんですけどねぇ…

「
初詣で可愛らしい巫女さんを見つけても
何もフラグなど立ちませんので期待するだけ無駄ですよ……
神頼みもけっこうですが神は貴方の願いを聞くだけで叶えはしません」

「
占いやお御籤で一喜一憂するなど愚の骨頂です」

「
お御籤などアテになりません。ですが収入源ですのでお引きなさい」
……流石鬼切役、一筋縄ではいかない。
そのうち各務森神社ネタでひと山当てたい(←比喩的表現)
さて、長い前フリはここまでにして。
以前にも少し触れた「おまもりひまり 処女画集」が届いた(amazon)。
思う所があり、2冊購入。もう1冊欲しい位だ、心配性なので。
巻末書き下ろし漫画内の
「テメーは見た目が倫理的に問題あんだよ!!」
は名言だと思ったが、よく考えたらそうでもなかった。