おはこんばんにちは、つゐんかむです(^∀^)/
久々のブログ更新は、長らくストップしていた北海道旅行の続きから!
旅行した日から大分時間が経ってしまっているので細かい部分で忘れているところもありますが……(^^;
まっ、気にせず進んでいきましょ♪
今回は、旅行3日目、小樽篇の後篇ですよ~(^^)
6月2日9:19
朝食にやってきました。
ドーミーインなので、バイキング形式の朝食です。
こんな感じで取ってきました。
バイキングは嫌いだとか言いながら、朝からそれなりに食べる気満々です(笑)
和なのか洋なのか、節操のない朝食ですねf^^;
朝食を済ませ、部屋でちょこっと食休みして出発です!
10:39
最初にやってきたのはこちらの建物!
日本銀行旧小樽支店(金融資料館)です。石造りでどっしり荘厳ながら、どこか軽やかさも感じられるような建物です。
この建物には駐車場がないので、車は近くのコインパーキングに駐車ました。
外装の装飾や色味はシンプルにまとめられ、飽きのこないスタイルですね。
街路樹の緑がよく似合います。
小樽市内に数ある市指定文化財のうちの一つです。
竣工は明治45年だそうで、設計したのは彼の有名な辰野 金吾(タツノ キンゴ)氏。
てっきり石造りだとばかり思っていましたが、煉瓦造りなんですね。
今日は昨日のように雨こそ降っていませんが生憎の曇り空。
……今日は雨降らなきゃいいなぁ(ボソ
ではお邪魔しましょう!
内部は当時の面影を残しつつ、資料館になっています。入館料は無料です。
正面が当時の受付ですね。
順路に従って見学してゆきます。
館内にある案内パネルのうちの一つ。日本銀行券に描かれているマークについての案内です。
館内にはあちこちにこのマークがデザインされていて、宛ら「隠れミッキー」のようです。
ちなみにこのマークは、「日」という漢字の篆書(テンショ)を図案化したものです。
個人的にはこのマーク、ちょっと気持ち悪いなって思ってます(汗)
館内には回廊状の通路もあります(見学者が立ち入ることはできません)。
一枚前の写真にも写っているレリーフですが、どうやらふくろうがモチーフになっているようです。
シマフクロウってアイヌの守り神なんですね。
受付の内側です。
ATMのない時代は、お金を下ろすのも預けるのも煩わしい作業だったことでしょう。
これは棟札(ムナフダ)といって、建物の建築・修築の記録・記念として建物内部の高所に取り付られるものです。
この棟札は明治43年11月3日に当建物の屋根裏に掲げられたものだそうです。
当時の日本銀行総裁の名や、当建物の設計者辰野氏の名も記されています。当時の総裁の爵位って男爵だったんですね。
こちらは金庫ですね。
「い号」と小さいプレートが付いています。まさに絵にかいたような金庫(笑)
こんな感じで保管されていた……らしい。
この紙片が全て福澤さんだと、1,000億円になるそうな。
案外こじんまりと収納できそうな量です。
さて、一通り見終えたので、ここからは小樽の街をぶらぶら散策です(^^)
小樽の街には古い建物が多くあり、また市指定文化財に認定されています。
この白い外壁とマーブルのタイルがお洒落な建物は、新宮商行という会社の小樽本店の建物で、大正期に建てられたものだそうです。銀行としても使用されたとか。
独特な色味をした建物ですね。芋羊羹みたいな色です(-∀-)
窓周りの装飾が特徴的なこの建物は旧北海道銀行本店のもので、明治末期に建てられ、大正期には増築もされたようです。ちなみに、現存する北海道銀行とは無関係の、別の北海道銀行とのこと。
現在はカフェー(飲食店)になっています。
こちらは旧三菱銀行小樽支店の建物で、現在は小樽運河ターミナルとして使用されています。
テナントなどが入る商業施設になっています。
11:15
小樽堺町通り商店街までやってきました。小樽でも有数の観光・ショッピングスポットですね!
写真の建物は、色内(イロナイ)方面から商店街にやってくると、その入り口にあります。
タイルがお洒落でハイカラなこの建物は、パッと見は大正期のものに見えますが、実は明治末期に建てられたもので、元は百十三銀行小樽支店の建物だったそうです。
現在はガラス製品の小物やアクセサリー等を扱うお店が入っています。
6月という時期が良かったのか、街行く人の数も多すぎず少なすぎず丁度良い感じです。
ちょっと肌寒いですが、歩いていると丁度いいですね!
有名な北一硝子のお店。
私もここで、自分用にスコッチを飲む時に使う切子のコップを購入。
商店街の反対側の終わり、メルヘン広場(堺町交差点)までやってきました。
ここには写真に写っている常夜灯や蒸気時計、西洋趣味な建物が立ち並んでおり、欧州チックな雰囲気になっています。
商店街でショッピングと観光を楽しんだので、運河の方へ行ってみます。
また色内方面へ戻るので、今度は商店街ではなく、臨港線(道道17号)を歩いて戻りました。
倉庫群が見えてきましたよ!
12:41
浅草橋の上から臨む小樽運河。あまりに陳腐化した構図ですが、撮らずにはいられない(笑)
堺町通り商店街同様こちらも丁度良い数の観光客がおり、五月蝿すぎず寂しすぎず、とても良い雰囲気でした。
実際に倉庫として使われているものは少なく、内部は土産物屋や飲食店などテナントが入っています。
写真はそのうちの或る一店舗。レトロ調のお店でした。
緑の街路樹に石造りの倉庫が映えますね。
こちらの建物は、旧小樽商工会議所。
鉄筋コンクリート造りの、昭和初期に建てられたものだそうです。
直線基調のモダンな建物で、いかにも昭和期の建物という感じですが、まだまだ装飾的要素も多く、この時代の建物も大好きです。
現在の商工会議所は立派な“ビルヂング”になっています。
13:08
やって来たのはニトリ小樽芸術村・ステンドグラス美術館です。
るるぶに載っていた写真が綺麗だったので来てみました。
ちなみにこの建物は旧高橋倉庫といい、大豆を保管する為に、大正後期に建てられたものだそうです。
それではお邪魔しま~す。
館内にはこのように、所狭しとステンドグラスが展示されています。
ここにあるのは19世紀~20世紀にかけて英国で作成されたステンドグラスで、実際に教会で使われていたものだそうです。
教会は諸般の都合で取り壊されてゆきましたが、ステンドグラスは破壊を免れ、こうして日本にやってきたそうです。
美しいステンドグラスですが、これはただ美しいだけでなく、当時の欧州に於いて、文盲の民衆に対して布教したり神聖な物や事を伝える為の広告塔の役割も担っていました。つまり紙芝居よろしく「絵」として伝えていたというわけです。
それに、外光を透して光り輝くステンドグラスには、何か神々しいものも感じられるし、まぁあ、そういうことです(^^;
館内は中二階の吹き抜けになっています。
そんなに広い美術館ではないですが、入った瞬間「おぉ~!」となりますよ!
入館には入館料がかかりますので、悪しからず☆
カメラを向けると「ちょり~す」してくれるむっつり顔の紳士(嘘)
美術館には2階もあり、このようにランプなどの美術品が展示されています。
私は美術品に造詣が深くないので、「綺麗だな~」とか「変な形で気持ち悪いな~」とか、小学生みたいな見方しかできません(笑)
さて、昨日今日で小樽の行きたい・見たいところは大方見終えたので、次の場所へ向けて出発します!
というわけで今回のブログはここまで。
(いつになるか分からないけれど)次回もお楽しみに!!
=つづく=
<チャプター>
◆
3日目後篇(札幌篇)
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◆
2日目後篇(小樽篇前篇)
◆
2日目前篇(余市篇)
◆
1日目後篇(道の駅寄りまくり編)
◆
1日目前篇(北海道上陸篇)