
少し前に話題になった、殺鹿事件。
つか…
売る気でいたのに放置したのかね?
放置はいかんよ。
狩るならば最後まで責任持ちなさい。
って、奈良の鹿はだめですよ。
こっちおいでなさいや。庭にも鹿出ますぜ(笑)
なんてったってこちらじゃ~
有害駆除対象ですよ~
畑の鹿除けの網はもちろん、鹿との争いが続く土地です。
車で引いてもおとがめ無し
網に引っかかって息絶えてもおとがめ無し
勝手に捕らえて食べる人も・・・いないことは無い?
会社の社長なんか、轢かれた鹿とか引き取って食べますぜ(笑)
さすがに、ミンチは引き取らないみたいですが・・・。
車で引くことなんかも珍しい話ではないし
最近やっと、鹿でも車両保険が降りるようになりました。
こちらじゃ鹿は
どちらかというと愛されるより憎まれてますかね?
ネズミ並みに有り溢れている存在だろか。
昔より、鹿は狩りの対象
食用とされるだけでなく、角や皮はたいへん重宝されるものでした。
角なんかは、水に浸すと軟らかくなるため、文明の無い時代には釣り針などに加工されたり、皮は鎧の継ぎ目に使う紐や手袋などなど。しかも、繁殖力も凄いわけで・・・。
昔の仙台藩の伊達なんとか様は、そうした食料や材料の確保と戦闘訓練を兼ね、一山の獲物を総狩りした記録もある。いわば乱獲ですがね。
鹿は貴重な材料。ゆえに、神様からの貴重な贈り物思われていたようです。
東北では、鹿に係わる郷土芸能も多くあります。ただ狩るのではなく、鹿への敬意、神への感謝。そうした思いから生まれたものと解釈しています。
ところ変われば、鹿は神の使い。
考えてみれば、龍の角は鹿の角。
どうにせよ鹿は、神にまつわる動物ってことには変わりない。
でもそれを言ったら、牛、ウサギ、鳥、馬、羊、猪…
干支には、食用となる生き物が多くあるわけで…。
ネズミなんかは、有害な生き物になってますよね。
かわいそうだなんていうのは、ただの偽善だ。
この世の生物は、他を犠牲にして生を得る。
菜食主義者でも、植物を犠牲にしているではないか。
へりくつだというなら、それでもいいが。
さて、この事件。どちらがかわいそうだろうか?
天然記念物じゃない鹿を捕らえれば
犯罪者にはならなかったわけだし。
鹿肉は確かに旨いですよ。エゾ鹿なんかとくに。
でもまぁ、法を破ったんだから仕方ないよな。
私から見れば、なんだか哀れな事件だなと思うわけで…。
家族も皆、「こっちならなんぼ殺してもいいのに」なんて言っております。
きっと鹿の被害に悩む地方の方々も・・・。
同じ国内なのに、法も違えば感情も変わる。
不思議なもんですね。
Posted at 2010/04/18 01:38:41 | |
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