2011年03月15日
自宅の近所に消防学校があります。
今日の帰宅の際、そちらから出てくる何十台もの消防車の隊列が。
台数と他県ナンバーで、震災の応援に向かう隊列だということはすぐにわかりました。
わき道から合流してくるのをたまたま先頭で停車して待っていましたが、
思わず窓を開け、腕を出して「がんばれー」と叫んでしまいました。
みなさん気付いてくださり、クラクションや敬礼などで答えてくださいました。
その後、すぐそばのスタンドで給油する時にスタンドのおばちゃんが色々話してくれました。
ここ数日、昼夜問わずたくさんの消防車がやってきては、すぐに出発していくそうで。
みなさん遠方から応援に向かっているため、
そこの消防学校で休憩を取っていかれるらしいです。
でも休憩といってもほんの数十分、またすぐに出発されていくそうです。
燃料が減っている車両はそのスタンドで給油されていくのですが、
その時いつも聞かれるのが「燃料の携行缶はありますか?」という事。
やはり現地の燃料事情が悪いため、できるだけ多くの燃料を確保しておきたいらしいです。
そのスタンドも新品の在庫を切らしてしまっていたので、
店で使っている物を差し上げていたのですがそれもなくなってしまいました。
それで古くてもう処分する予定だったような物しかなくなってしまっても、
消防士さんはボロボロのその缶を手にして本当に喜んでくださったそうです。
私も仕事で車を使う都合上、まったく給油しないという事はできません。
でも丁寧な運転を心がけ、不必要に車を使わない事で燃料の使用量は減らせます。
近所のスタンド、ホームセンターなどの店頭では携行缶が売り切れています。
燃料価格が上がりそうですし、今のうちに燃料をキープしておきたい気持ちもわかりますが、
それによって本当に必要とされている人達の手に渡らないかもしれないって事をレジに持っていく前にちょっと思い出して欲しいです。
消防士、警官、自衛官、医療関係の方など、多くの方々が現地で活躍されています。
私が直接その方々の力になる事はできませんが、自分の不用意な行動が結果としてそういう方々の活動の邪魔をする事になるかもしれないという事は忘れないようにしたいです。
Posted at 2011/03/15 18:47:50 | |
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