パネルボンド補強

３M８１１５パネルボンドでボディパネルの接合部を補強します。
下準備として塗装を剥がし、密着性を良くします。
塗装を剥がさないと塗装ごと剥がれるという話です。

塗装を剥がす作業は、ワイヤーブラシを電動ドリルに取り付けた物が一番使いやすかったです。
グラインダーに研磨用のパッドを付けた方が作業自体は早いのですが、細かいところをやりづらいのと、パッドの消耗が激しくコストがかかるため微妙です。

ガンは専用品が非常に高価なため、ホームセンターで普通に売っているガンを加工して使いました。
通常のコーキングよりも容器の径が細いため、内側にゴム板を当てて調整した方が使いやすいです。
あと、気温の低い季節に作業するのはお勧めできません。
ボンドが非常に硬く、ガンをまともに握れません。
私は横に置いた別のクルマをヒーター全開にして次に使う分を保温しておきました。
作業中もどんどん冷えて硬くなっていきますので、小型のヒーターなどを手元に置いて、まめに温め直す必要があります。

温めてあるボンドはかなりトロトロになりますので、垂直面では垂れやすく注意が必要です。
塗りつけた後、ヒートガンで熱風を吹き付けると更に柔らかくなり、狭い隙間に流れ込みます。
ボンドを塗ったら、後は固まるのを待つだけです。