ENG.O/H後始動性も良くなっていたはずだったのが、最近O/H前よりかかりが悪い時が有りました。
先ずは点火=プラグと言う事で、O/H時に新品NGK B9EFS装着なのでまだ4000Km。「焼け」的にも良いと判断できる状態。
NGK B9EFSのギャップは標準で0.7mm位な感じです。
今まで、新品からの使用でギャップ調整はした事が無かったのですが、プラグメーカーサイトの記事などを参考に今回調整してみようかなと。
始動時、プラグのギャップに狭さによる「消炎作用」が出ていないかと考えて、ギャップを約1mmくらいまで調整。
IG.コイル自体に余裕があればプラグギャップは広い方が有利ですが、高回転域、高過給圧域では
逆に「失火」の可能性もあります。
これで、昨日冷間時からの始動をテストしてみましたが、改善されず、すこしギャップを詰めて0.85mm~0.9mmくらいに調整です。
かかりが改善されなかったのと、最近補助バイパスバルブでのアイドリング調整の反応が「鈍い」感じが有ったので、周辺機器の状態のチェックに入ります。
この時、スロットルボディのバタフライの全閉側のアジャストBTが緩んでいるのを発見です。
ロックナットを締めようとしても閉まらず。
ICを外して近くで観察すると、スロットルワイヤーホルダー部の雌ねじが抜けて無くなっている状態です。
こうなると、直通ホットラインを使うしか有りません。(笑)
ばらしていたのを組んで、約1時間後にはラクーンさんへお邪魔です。(笑)
スロットルボディーを外してこの部品を交換して取り付けです。
トラぶった時、高速で約30分且つ、ほぼ欲しい部品が有る状態。~非常にサンクを維持していくのに恵まれている環境に感謝です。
で、ラクーンさんの工場近くをテスト走行してみますが、今一な感じ。
ラクーンさんへお邪魔する時、ちょっとフルブーストを掛けるような事をすると、今までに聞いたことがない音が出てきてました。
タービンが回り始める音は、今まで小さいながらにも聞こえていたのですが、ブーストがかかり始めると、「吸気音」のような「シュ~ゴ」と言う音。
ラクーンさんに話すと、TURBO~IC間のホースでは?とアドバイスもらってチェックしてみると、「外見」は20mmほどでぱっと見裂けているのが解らないし、内部もICに付けている状態とオイルで見えにくい状態。
また、差し込み口から「裂けて」いる状態なら簡単ですが、ホースの中央から裂けていたので、私目は見つけられず、ラクーンさんによって発見されました。さすが!です。(笑)
残念ながら、ラクーンさんでもこのホースの「ストック」は無く、マイサンクはこのホースは約3年前位に交換しているので、家に帰れば、旧ホースが有るので、ラクーンさんの所から家までの対策をします。
「布状のテープ」を使ってミイラ化します。(笑)収縮性が無いテープなので過給圧にある程度耐えられます。
21時頃帰宅して、翌日に整備する為に再度ENG.ルームを開けてばらしていきます。
本日、整備に必要な物を買い出してから、再度スロットル回り、ICロアホース回りなどを組み付けていきます。
ここからK-ジェトロのミクスチャーと補助バイパスバルブとスロットルのバランス調整を行っていきます。
何とな~くですがミクスチャーの「おいしい位置」の見つけ方が見えてきました。
後は、やはりテスト走行でのバランス確認でいつもの「峠」に行きます。
気温の関係もあるのと、交換したICロアホースも、裂けてないですが、「ミイラ化」した事で、ブースト計を見ていると「針」上がり方とフルブースト時の「タレ」が改善されている感じです。
ICロアホースはかなり、肉厚なゴムホースですが、所詮ゴム。それとやはりENG.内の温度、吸気温度等で「柔らかく」もなっていると思います。
収縮性の無いテープでのテーピングも効果が有る印象を受けました。
今日の所は、良い線まで調整出来ていると思われます。
明日は何とか天気も持ちそうですから、細かい調整をやってみまい。
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Turbo2 整備 | 日記
Posted at
2017/10/16 15:12:56