
ラッシュ観ましたか?舞台は1970年代のF1レース界。実在人物ジェームス・ハントとニキ・ラウダのライバルストーリー。余談だが(池波正太郎風味)当時、僕は中学生。学級委員、風紀委員、生徒会役員、生徒会会長になれるチョッと手前の優等生だった頃で休み時間になるとBOXYのボールペンでスーパーカー消しゴムに若い鼻油を付けて飛ばし、机に書いたコースで競争していた。スーパーカーブーム(フェラーリやカウンタックが広く一般に認知される)や日本で初めてF1レースが富士で開催され盛り上がっていた時代だがまだ日本人のレギュラードライバーはいなかった。僕にとってレース、ましてやF1など宇宙での出来事位、遠い世界の話だった。本題に戻るが二人の俳優はとても良く似ていて、いつの間にか記録映画の様に観ていた。ライバル関係、人間性をテーマにした作品だが後にはアラン・プロストとアイルトン・セナをテーマに作れると思ったがミハエル・シューマッハの作品は作れない…何故なら彼にはライバルがいない…それほど速く強かった。F1にデビューする前、一度だけ全日本F3000の菅生戦にジョニー・ハーバートの代役で出場した。土曜日の予選、僕はエンジン不調で走れずSPコーナーから最終コーナーで観ていたがその年のポテンシャルが低く、皆が選らばなかったラルトのシャシーを巧みに操りアタック、刹那「そのスピードじゃ曲がれない!無理だ!!」と心で叫んだが見事そのスピードで最終コーナーをクリア、6位入賞も無理と思われていたクルマで2位表彰台に立ちヨーロッパへ帰って行った。その後の活躍は周知の通り。神とは思わないがサイボーグ?宇宙人?血は緑色?「コイツはオレの1秒間がどれ程ゆっくり見えて感じてる?」と言える数少ない最高のレーシングドライバー。回復を祈る……

Posted at 2014/03/14 11:13:07 | |
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