• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

KSP-ENGの"猫バス C23" [日産 セレナ]

整備手帳

作業日:2013年5月21日

エンジン交換準備

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度 ★★
作業時間 30分以内
1
今回のエンジン仕様は
ブロック側はターボ用を使ったけど
ピストンもシリンダーヘッドも
いままで通りNAのSR20DE。

従って
ベースエンジンの
パワースペックとしては同等になります。

オーナーも
いままで以上のパワーは求めていないし
新品エンジンになって
耐久性と信頼性が向上し
このクルマをグイグイ走らせる
中低速のトルクがあればOKという内容だから

普通はやらない
ターボシリンダーブロックに
NAピストンという組み合わせを
新品で仕立てた次第です。

このエンジンは
工場長に組んでもらったから
中身の写真が無いんですけど
シルビアのSRエンジンと
セレナのヘッドを組み合わせようと思ったら
意外だけど
あれが合わない・・
これはこのクルマ用を流用・・
など、一苦労ありました。

基本的には同じ
縦置き用SRエンジンなんだけど。
2
タービンは友人から譲ってもらった
S14タービンが組んであったわけだけど

ボールベアリングタービンは
軸受けに流すオイル量がシビアで
冷却のため
出来れば水冷で使った方が好ましく
今回のセレナも
長年の使用で
タービンからのオイル滲みが増えていました。

今回の大リフレッシュ作業では
オーナーの希望で
タービンも新品にして欲しいとの事だったので
仕様を考えて
S15純正後期タービンにしました。

S15シルビアではタービンが3種類あって
AT用はS14と同じ
MT用は排気ハウジング形状が
高効率に変わったタイプ。

後期のMT用タービンは
軸受けをボールベアリングから
メタル軸受けに変更したもので

後期のS15では
ハイブースト対策でボールをやめたらしいけど
今回の仕様にはこれが好適と思い選択。

今回の設定ブーストは0.5程度と低いんだけど
PS13より風量の大きなコンプレッサーであることと
軸受けにオイルを多量に流して
油冷に出来る点で決めました。

水冷の経路を作ろうかとも思ったんだけど
もともと
セレナのクーラント配管にはタービンへの分岐が無いし
クーラント配管に分岐を増やすと
先々の耐久性に心配の種が増えるから
やはり、長期耐久性を重視しました。
3
今回仕立てたエンジンは
シリンダー側はフル新品だけど
ヘッドは
中古で買ってきたエンジンを分解して
OHして組み立てたんですが、

そうだ・・PCVは交換しよう。
と思って外してみると
やはり老化が見えますね。

外したPCVバルブを口にくわえて吹いてみると
本来ワンウェイバルブなんだけど
逆方向にもかなり漏れてしまう。

NAでは大きな問題にはならないんだけど
インテークマニホールドが
大気圧以上になるターボエンジンでは
逆止弁の機能が損なわれると
マニホールドから
ヘッドへ加圧エアが漏れてしまう。

これは
以前ラシーンのページでも書きましたけど
特にターボエンジンでは
PCVバルブは
定期的に点検した方が良いんです。

まあ、買っても安価な部品だから
今回は新品交換します。
4
エキマニは
当時のままPS13シルビア用で
シリンダーもPS13
タービンがS15だから
組み合わせは問題ないはずだけど
仮組みして位置合わせを行い
オイルIN・OUTの純正パイプの取付を確認。
うん、位置関係は無理なくバッチリ。
長期的な信頼性のため
このパイプが使いたかったんだよね。
5
新作エンジンに
補機類を移植していく。

エンジン換装というのは
車輌からエンジンの脱着も手がかかるけど
こういった
吸排気系の部品や
エアコンパワステオルタネーターなど
補機類の取付があなどれない。

今回は
まだまだ長く乗るための
整備を兼ねたエンジン交換なので

エンジンも主要部品は新品で組んで
タービンも新品。

ついでに
オルタネーターとスターターモーター
さらに
エアコンのコンプレッサーも
リビルト品を組む事にしました。

もちろん
ベルト類も新品。
うん、実に気分が良いぜ。。

エンジンが降りていて作業性が良いから
排気タービンには
遮熱板を追加しました。
ちょうどNSX用の
無限エキマニの遮熱板が転がっていたから
切って叩いて溶接して格好良く出来た。

まあ、いままでの遮熱でも
10年保ったんだけど
せっかく手が入れやすい環境なので。
6
エンジンを降ろす際
クーラントを抜いて
ホース類はフル交換のつもりで
どんどん外していったら

フロントのラジエターからエンジンまでの
太いパイプが腐食して危ない状況。

このパイプは鉄製なんだけど
ホースとの接続部は錆でボロボロになっていて
ゴムホースを外そうとすると
端からボロボロ崩れてくる・・

こりゃマズイぞ。
そもそも、部品はあるのか?
と、メーカーに在庫を確認してみると
片側は2本 もう一方は1本!
もしかしたら
これを逃すと絶版になるかもしれない。

あわてて発注して無事届きました

こんなもの
再製作してくれるか分からないからねぇ

今回
ボディ側に残る細かいヒーターホースは
再利用したけど
メインのクーラント配管と
エンジンと共に動くホース類はフル交換します。

ところで
ここまで鉄パイプが腐食した原因だけど
おそらくは
クーラントの老化が主原因じゃ無いかと思います

クーラントは
一応 推奨交換時期は2年ごとに・・
と言われますが
まあ、2年で交換する人は少ないです。

ご存じのように
クーラントはエチレングリコールが主原料ですが
水にクーラントを混ぜると
融点が下がるので
氷点下で凍らなくなるんですね。

そして エチレングリコール以外にも
色々な添加剤が入っているわけですが
大事な役目が防錆 つまりはサビ防止。

経験的に
経年老化したクーラントも
融点はそれほど変わらないみたいで
凍結でシリンダーが破損・・とかは起きないけど
冷却経路の鉄部品が
サビサビになっちゃう事例は時々見かけます。

たぶん
サビ防止成分は経年で衰えるんでしょうね。

標準的なクーラント濃度は30%くらいですが
濃くなるほど凍結温度は下がるけど
熱伝導性は落ちるから冷却効率は落ちるので
競技系の人は
薄めのクーラント濃度で走っている人も多く
この場合はさらに要注意となります。

ちなみにNSXは
標準でクーラント濃度が50%指定なんだけど
エンジンチューンが進んだりサーキット走行では
水温が上がるので
KSPでも30%程度にしています。

本来
50%って
アリエナイくらい濃いんです。。
でも
ハードな走行をしないなら
長期的なサビ防止を考えて
濃いめのクーラント濃度にするのも
良いのかもしれませんね。

まあ、定期交換を心がければ
普通は30%で問題ないんですけど。

イイね!0件




関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

「NSX足回りリフレッシュ、エアコン修理作業つづき http://cvw.jp/b/711133/45201482/
何シテル?   06/16 16:29
国産車、輸入車問わず皆さんに満足して頂ける商品開発、販売をしていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

ユーザー内検索

リンク・クリップ

KSP-CARS 特選中古車・高価買取 
カテゴリ:KSP関連ホームページ
2015/03/18 19:20:57
 
KSP動画コンテンツページ 
カテゴリ:KSP関連ホームページ
2015/03/18 19:18:47
 
KSPフォトギャラリー 
カテゴリ:KSP関連ホームページ
2015/03/18 19:17:39
 

愛車一覧

フェラーリ 360モデナ KSP 360 Challenge (フェラーリ 360モデナ)
現在は360チャレンジ (modena/スパイダー/チャレンジストラダーレ含む)
ホンダ NSX ホンダ NSX
KSP NSX ストリート~サーキット走行会まで対応するコンセプトで仕上げました。
ランボルギーニ アヴェンタドール アヴェンタドールSVJ LP770-4 (ランボルギーニ アヴェンタドール)
アヴェンタドールSVJ対応パーツをご紹介
トヨタ アルファードハイブリッド AYH30W (トヨタ アルファードハイブリッド)
30系アルファードパーツをご紹介
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2021 Carview Corporation All Rights Reserved.