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2020年から販売される新型車に、暗くなると自動的に点灯する「オートライト」の装備が義務化されましたね。
うちのジムニーも3型なのでオートライト装備車なんですが、ほんと、これが使いにくくて使いにくくて。

駐車場でエンジンをかけると勝手に点灯してしまう
コンビニやサービスエリアの駐車場とか、エンジンをかけたらすぐ出発するわけじゃないと思うんですが、エンジン始動と同時にライトが点灯しちゃう。
周りのクルマにとっては、ライト点灯→発進だな、って思われるだろうし、発進もしないのにライト点けっぱなしって眩しいだろうし。
せめて、走り始めてから点灯、に統一してくれればいいんだけどなぁ。

減速中に消灯できない
交差点で右折対向車に進路を譲るとき、スモールにしたりしますよね？　あとは、発進しようとしているバスを譲るとか。夜間だから身振り手振りが見えにくいので、ライトを使ってコミュニケーションを取る。
オートライトはちょっとでもクルマが動いているとライトの消灯ができません。コミュニケーションの手段、ひとつ奪われちゃったなぁ、って。

他にも、面倒なことたくさんあるんですよね。自動化によって、面倒になったことが……

で、思ったんです。
「どうしてこうなった？」って。

上手い下手じゃなく、運転に対する意識が希薄なドライバーが、暗くなってもライトを点けない、トンネルに入っても無灯火で走り続ける、自車位置を伝える大事な道具だという認識がない、とかとか。
他にも、一部のダメなドライバーのせいで、多くのドライバーが迷惑を被っているケースってたくさんありそうだな、って気がつきました。

いや、便利な機能なんだと思いますよ。でもね、一番大事なのはドライバーの認識です。こういう様々な機能の自動化で、ドライバーの責任感がどんどん希薄になっていく。テクノロジーが進歩しても、もはや事故の件数は減らないんだろうな。

一番必要なのは、技術じゃなくて教育だと思うんですけどね。
どうなんでしょうね。