
わたしはきのこの森よりもたけのこの里の方が好きですが、どうやらたけのこが「彼女」のブログに登場してしまったようですねこんばんはミニカムです。
滅多にしない
ファミリーカーのお話です。
先日友人の嫁さんが、出産後実家のある九州から岡山に戻ってまいりまして。
その家族は夫婦息子二人の騒々しい一家となりました。
それまで彼らは現行フィットに乗っていたのですが、これからは後部座席を両方ともチャイルドシートにしなければいけないことになりまして、「3列シートのミニバン」を探すことになりました。
ということで、こんな機会でもないとそういうクルマをじっくり見る機会はないだろうなということで、私もアドバイザーとしてクルマ選びに同行していました。
結果から言うと、写真の通り
トヨタのヴェルファイアに決定。
友人夫婦のキャラからすると意外すぎるチョイスだったんですが、嫁さんががっつり見た目にハマってしまいまして。
3列シートのミニバン、ということで候補は
セレナ、ヴェル、ノアあたりでした。
国産のミニバンってすごいですね。まさに家族のためのクルマです。随所にちりばめられた創意工夫に感心しました。
MINIに乗っていると、基本そういうところには無頓着になっていきます。他のところで与えれれるものが大きすぎるので。
一つずつ感想を。
個人的にまず気に入ったのは日産セレナ。
CMのイメージもあって
「THE家族のクルマ」という感じですが、まさにその通り、創意工夫の塊でした。なによりも感心したのは、たいがいのミニバンが「お父さん目線」で作られるのに対し、
セレナが「お母さん目線」も取り入れて作られていること。乗りやすさ、使いやすさではセレナが突出していると感じました。
例えば運転席の視界確保。運転席に座ってみると分かりますが、シートの座面が高いだけでなく、
左右のウインドーの下端がとても低く作られており、左右フロントドアによる死角が極端に少ないのです。普通は男性よりも女性の方が運転慣れはしておらず、しかも大きなクルマを操るとなれば、視界の確保は重要なファクターです。
もうひとつ目立って違ったのは、荷室のドア開口部がボディのほぼ最下端まで低く設定されていること。これも女性視点からすれば、例えば自転車の積みこみをするときでも楽です。必要最低限の力で完了です。
そして後部座席のサンシェード。これに関しては「要るか?」と思ってましたが、
窓を開けても日よけができる、というのは考えていませんでした。シートを貼るのとは大違い。
こんな感じで、セレナは
家族に一台ミニバンがあればお母さんが運転する機会も多い、ということを考えた上で作られていることがよく分かる良い車でした。
ただし運動性能については特に発進時のトルクが細く、ましてや売りの一つのエコモードを使うと・・・。ミニバンとなると人も物も多く乗せることになるはずなので、なお運転が疲れそうな感じが・・・。友人が試乗の結果最後までそこを気にしていたため、セレナはここで脱落。。。いいクルマなのに・・・。
変わってトヨタから、まずはノア。
これもシートアレンジの豊富さや、シートが簡単に動かせる、という点でセレナと同様に使いやすそうなクルマでしたが、注目したのは2列目シート。
なんとドアに向かって60度回転します。
超便利!
チャイルドシートから子供を下ろす時なんかこれだけでだいぶ楽になるんじゃないでしょうか。
ノアは他にも特別仕様車の装備のセレクトがあまりにも的確で、かつお手頃な価格だったので、私と友人はほぼコレに決めていました。
で、彗星のごとく候補に挙がったヴェル。岡山に帰ってきた友人の嫁の強い希望で、ノアと比較をしに行くつもりが、
ノアのあるカローラに行く前にネッツでヴェルを即日契約しました。
やっぱトヨタ強しですね。
試乗で2列目シートに座りましたが、オットマン付きのリクライニングシートの座り心地は本当に眠くなります、運転手が一人で頑張るクルマですwただこの一家の場合、そのシートにはチャイルドシートで満席となるので宝の持ち腐れに他ならないんですけど。
ヴェルはそこそこのグレードでも300万円台から購入でき、手の届きやすい高級車であることが売りの一つですが、その分やはり走行性能は結構犠牲になってます。それでも友人曰くセレナより乗りやすいと。試乗したのは2.4Lで、3.5Lも存在しておりもちろん動力性能はこちらの方が余裕ですがなにしろハイオクです。友人も2.4を買いました。高級車の定義が最近よく分からんな・・・。
こんな感じですが、実は私が一番気に入ったのは日産のエルグランド・アーバンクロムだったりします。「チビな自分にミニバンは合わない、どう考えてもクルマ負けする」ということでミニバンに興味ない私でも欲しくなるくらいカッコイイです。
余談ですが、トヨタとスバルのDでは
「86」と
「BRZ」のカタログがいよいよ見られるようになっています。これは素直に私も欲しいですし、楽しみです。春ごろには試乗できるようなので、とりあえず乗りに行きます。
個人的にはBRZ派です。
もういっこ余談ですが、やはりアクアは売れそうです。86とアクアという両極端なクルマを同じ年齢層に向けて同じような時期に発売するあたり、トヨタは本当に抜け目ないですね。
・・・最後にまた余談ですが、友人の嫁は商談の際、トヨタ営業の
「(諸費用も全部込みで)ぶっちゃけいくらなら買いですか?」の問いに、
車両本体価格より下の価格を提示したことに驚きました。
やりすぎ。
やっぱ女には勝てない。
Posted at 2012/01/21 21:35:12 | |
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