3月15日、遂に747が東北へ。
正直、ANAの747ジャンボの撮影は諦めていました。わざわざ羽田まで行くことは残された時間を考えると不可能だと思われました。そこに今回の「心の翼プロジェクト」。なんと仙台、福島にジャンボがやって来ることに。
さて、問題はどちらに行くか・・・。当日の予報だと仙台が天気は有利、しかし、福島はランウェイを見渡せるためローパスではこちらが有利。撮影場所の広さも圧倒的に福島が上。聞いた話で先日の伊丹のイベントで千里川の土手では徹夜で立って待っていたとかで、いつもの貞山堀でこんなことになったのではたまらないのと、駐車場所の心配もあったので今回は福島空港一本に。

仙台撮影組から仙台を飛び立ったと連絡を受けてからほんの数分、上空に現れたジャンボ。しかし、朝からの日差しで陽炎がユラユラ・・・。

まずローパス。

雲が多く、露出がコロコロ変わってヒヤヒヤ・・・。

ランディング。

放水アーチはありませんでしたが、大ギャラリーの目の前に巨体が現れました。
そして、遊覧飛行へ。この頃になると大分ユラユラも収まって・・・。

遊覧飛行終了直前、再びローパス。

そして、ランディングへ。しかし、ランウェイは影落ち寸前。

燃え尽きました・・・。
私が最初に一眼レフというものを買ってから今年で15年目、フィルムのkissから始まりました。ずっとジャンボが撮りたくて、しかし仙台で待ってても撮れなくて、フィルム代や現像代の問題で一時写真趣味を休止してました。デジタル時代になってからはほぼ鉄道に集中してましたが、そんな中、千葉に撮影に行った帰り道に成田に立ち寄った時、超久し振りに飛行機を撮影して原点回帰。フィルム時代に白いレンズで高速連写を決める同業者の姿を見て、いつかはあんな事したいと憧れたこと、それを10年かかって今、自分も白いレンズでフィルム代を気にすることなく連写してました。
そして今回、15年前の自分には想像出来なかっただろうことは、自分がバズーカでジャンボを狙っていることと、あれだけ飛んでいたジャンボが引退してしまうこと・・・。
長かった一日が終わろうとしてましたが、最後にターミナルに向かいました。
これがANAのジャンボのラストカットになりました。感無量な気持ちのまま帰路に就きました。
Posted at 2014/03/17 20:17:56 | |
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