2023年06月06日
ユーザー車検2回目
先日、2回目のユーザー車検を受けてきました。
1回目の時は最寄りの車検場が予約一杯で押さえられず、別のエリアまで行きました。
今回は事前に余裕を持って予約を入れ、無事近所の車検場で受けることが出来ました。
以下、ユーザー車検を受ける際の手順を先に記載しておきます。
今回はいろんな問題が発覚してしまったんですが、それぞれのネタは後半に書いておきますので興味ありましたら読んでみて下さい。
【ユーザー車検を受ける手順】
※A4サイズのバインダーを用意して、書類を挟んで各受付窓口や検査員に渡すようにすると確認がスムーズに行き便利です。
▫️継続検査の場合の必要書類
1. 自動車検査証
2. 自動車税納税証明書
(継続検査の場合は省略可能です)
3. 点検整備記録簿
4. 自賠責保険証明書
5. 自動車重量税納付書
6. 継続検査申請書
7. 自動車検査票
※車検場にもよると思いますが、点検整備記録簿はほとんど内容を確認されなかったり、無くても何も言われない場合がありますが、点検整備は決められた内容を実施して記録をしておくことが重要です。
▫️上記の内、継続検査当日に記載する書類
1. 自動車重量税納付書
2. 継続検査申請書
3. 自動車検査票
※書類によって、ボールペンで記入する箇所と、鉛筆で記入する箇所がありますので、注意が必要です。
必要書類準備完了
↓
証紙を購入します
見本を参考に証紙を下記の書類の貼り付け欄に貼ります
※自動車重量税納付書
※自動車検査表
↓
ユーザー車検窓口に書類を提出して受付をします。
受付の方から検査レーンの番号を言われるので、車に乗ってコースに入ります。
※番号を言われない場合もありますので、その場合は確認した方が良いです。
(私の場合は勝手の分かってる人間(業者?)に見られたのか、
『はい、じゃぁお願いしまーす!』
とだけ言われて送り出されました 笑
まぁ何回かきてる場所なので、確かに分かってはいましたが...)
コースに順番に並んでいると、検査ラインに入る直前に検査員の方が何項目かのチェックを行います。
・ヘッドライト
・ウインカー
・ハザード
・ワイパー&ウォッシャー
・バックランプ
・ブレーキランプ
・車体番号
※車体番号の確認をしますのであらかじめボンネットのレバーを引いておき、すぐに開けられる状態にしておくと楽です。
※アルミホイルの場合はチェックしませんが、ホイールキャップ式のタイヤの場合は、ナットの締め付けチェックが入るため、あらかじめホイールキャップを外した状態にしておく必要があります。
上記の確認後、検査ラインに入っていきます。
初めての方の場合は上記の検査員のチェックのタイミングで、初めてである旨を伝えておくと、検査ラインでもサポートについてもらえます。
検査ラインでの確認項目は
・排ガス検査
・下回り検査
・サイドスリップ検査
・速度計検査
・フットブレーキ&サイドブレーキ
・光量&光軸検査
以上のような順番で進んでいきます。
どの検査でも、指示が表示されるモニターを見ながらそれに従って動いていき、各検査の終了時には、自動車検査表を差し込む機械が近くにあるので、モニターの指示が出たら検査表に打刻をします。
ラインに入るタイミングで、検査表だけはすぐに出せるようにしておくと効率良いです。
全ての検査が完了したら、ラインの出口のあたりにある総合判定のブースの検査員に全ての書類を提出します。
問題なければスタンプを書類に押して頂き、車検を受付した窓口の棟にある車検証交付窓口に行くように言われます。
窓口に行き、書類を提出すると、新しい車検証とステッカーをもらい、全て完了となります。
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【以下、番外編です】
私の場合、実際の車検を受ける前に予備検査を車検場近くの予備検査場で受けることにしています。
本番の検査で引っかからないようにしたいのと、自賠責保険の更新を一緒にやってもらうためです。
今回は車検も予備検査も朝イチの枠を押さえて行きました。
予備検査場に到着。
予約をしていたのですぐに見てもらえました。
テストをしている間に自賠責保険の更新手続きを進めてもらえます。
ブレーキとサイドスリップの検査を終えて、下回り目視検査で問題その1が発覚。
スタッフの人「左のスタビリンクが無いですね…」
想定外過ぎて一瞬何を言われているのか分かりませんでしたが、明らかに左フロントのスタビリンク半分(調整式のスタビ側の方)がキレイに無くなってました…。
あらかじめ自分でチェックしておくべきでした。
ただ、本番の車検ではスタビ関連は検査の対象では無いので、このままでも何も言われないかもしれないと。ただ、スタビリンクの半分がロアアームにぶら下がっている状態なので、そのままでは何か言われる可能性はゼロでは無いとのこと。
続いて問題2が発覚。
スタッフの人「っていうか、そもそも車高が全然足りないですね」
ここは完全にノーマークでした…。
しまった、車高戻すの忘れてたー。
と思ったものの、いやまてよ?このダウンサスは保安基準内の車高ダウンだったはず、おかしいな。といろいろと頭の中が混乱しましたが、純正ビルシュタインをオーバーホールする際にショックのケースをカットしているのでその分も車高落ちていて、その影響もあるかもしれないと。
ここは素直に純正に戻すことを決意。
幸い、家に純正ビルシュタイン一式が残ってましたのでとにかくそれと交換しようと。
光軸の検査は車高との兼ね合いがあるので、光量だけチェックしてもらい、予備検査場を出ました。
お金は払ってるので、車高を戻した後にレシートを持っていけば残りのチェックを無料でやっていただけるとのこと。なんて良心的なんでしょうか。
本番の車検の予約ラウンドの時間を1番最後の枠に変更して、急いで家に戻り、自分でもビックリな速さで足周りを純正に戻しました。
ここで問題が残ります。
フロントのスタビリンクどうしよう?
純正に戻せればよかったんですが、既に捨ててしまっていました。
その後思いつく限りのお店に連絡してみましたが、余程のショップでも無い限りスタビリンクの在庫なんてありません。
追い詰められた脳ミソで最終手段を思いつきました。
そもそも無ければ良いんです。
左右のスタビリンク(左は残骸)を取り外し、フロントのスタビごと外すことにしました。
スタビは検査対象ではありませんが、スタビリンクのない状態で、スタビがプラプラしてるのも良くないので。
スタビブラケットを外し、スタビを右か左のタイヤハウスから引き抜くんですが、これがかなり知恵の輪でした。
調べてみると右側タイヤハウスから引き抜いた方が良いという投稿も見かけたものの、我が家の車庫の関係でそれが無理だったので左から抜きました。左からもやり方次第では可能です。
ショックとかアッパーアームとかも外した状態ならより簡単にどちらからでも外せると思います。
やっと検査できる状態になりましたが、念のため全体をチェック、問題ないことを確認して、車検場に戻ります。
まず予備検査場での続きから。
検査ラインに入ったところ朝担当してくれたスタッフの人がいて、覚えていてくれてたようで、レシートを見せることなく続きの検査をしてくれました。
光軸のみ調整して完了。
入ってから3分程で出てきました。
これでようやく車検に通せるようになりました。
★今回の教訓
・検査対象の箇所ではなくても、取り付けやボルトの緩みなどがないか確認しておく。
・車高は車検当日までに地上最低高を確保しておく。
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Posted at
2023/06/09 23:03:15
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