弄るところが無くなった

珍しく連投です。

先回、ちょっとしたハプニングと言いましたが、リヤサスペンションメンバーブレースで、トラクションロッドの付け根が千切れました。



街中でちょっと急ブレーキを踏む状況になったのですが、その後走行を続けたらブレーキを踏んだ時に変な音がしてたんですが、コレでした。

恐らくロッドの取り付け位置を下げるブラケットが付いているのですが、それがメンバーの付け根により負荷を掛けるような形になり、メンバーの付け根から千切れた格好です。

取付位置はガゼットのようになっているのですが、この溶接が甘い個体があるようで、僕はハズレを引いていたのかもしれません。
それよりも、溶接された板側でなく、メンバー側が千切れているので、メンバー自体の鉄板がこのような使い方に耐えられる肉厚じゃないという事も言えるかもしれません。


修理はもう終わっていて、メンバーは中古品に交換してもらい、ロッドの取り付け位置も、当て板の補強が入って対策されました。（写真では当て板が見にくいです）



これだけだと補強して直しました候なので、メンバーを下さないと出来ない事をついでにやりました。



メンバーのブッシュをリジッドにして、取付位置もボディ側に密着させる形になりました。

リジッド化すると、ゴムブッシュのヨレが完全になくなるんですが、それに伴って、細かい振動なども全部伝わってくるので、乗り心地の悪化は必至です。
実際「やりすぎたなｗ」と思うぐらいの感じになったので、ピロだったトーコントロールリンクを純正に戻し、ゴムブッシュに戻った形になると、細かい振動も一気に減って、ちょうどいい感じになりました。

86でメンバーのブッシュにはカラーを間に挟んで動きを抑制するのが割と定番な気がしています。
それはそれで相応に体感できる効果があるのですが、リジッド化はそれよりさらに強い作用になり、乗り心地も他で塩梅を取ればデメリットは無かったので、やる気があるならいきなりコレをやっても良いぐらいの感じですね。

あ、効果としてはトラクションのレスポンスアップですね。全開加速時の前に進み出すまでの僅かな待ち時間が更に減ってスルスル加速するようになります。
加速力は変わりませんけどｗ

どこまでタイムに反映されるかはここまで一気に弄ってるので、よくわらないと思いますが、これで一通り弄る所って無くなったような気がします。

ターボ化のパワーアップやブレーキのキャリパ交換は個人的にもやりすぎの部類ですが、それ以外は弄るレベルとしてもハイレベルの走行会仕様と言った感じです。

これ以上になると、特に費用対効果の悪い物や快適性の著しい欠如を招いていく物ばかりなので、日常的に快適に利用しつつタイムアップにつながるパーツはここまでかなと。
と言いつつ既にいくつか費用対効果の悪い物は結構付いてますけど…その辺は自分がどのぐらいのタイムを出したいのかで選んでいくものかと思います。

もう後細かいセッティングの調整は残ってますが、大枠では走るだけだと思うので梅雨が明けたらまたボチボチ走りに行こうと思います。

タイヤも新しくしましたしね。