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2018年07月20日 イイね!

220系新型クラウンRS-2.5HV試乗記

220系新型クラウンRS-2.5HV試乗記マイDらーからのDMで、週末に試乗可能な220クラウンが回って来ますというので、朝からひょっこり覗きに行ってみました。





ショールームにはホワイトクリスタルシャインのGが座っていましたが、試乗用にはダークブルーのRS-2.5HVが用意されており、まだ他に試乗予約した人の時間まで空きが有るから乗ってみませんか?・・・というので、調子に乗って試乗してみました。


外装




















外装は専らデザインが話題の中心になりますが、こちらは賛否両論、オーナーの皆さん個々の好き嫌いの問題なので、言及しません。ただ、内装含め、やっぱりフルモデルチェンジの新車というきらびやかさは、旧モデルユーザーとしては、裏山椎です。

内装

試乗用のRSは本皮革張りシート装備、ショールームディスプレイのGはファブリックを装備。
RSの内装を200系と比べると、ドア内張り・本皮革シート本体、ダッシュボードのソフトパッド部分などはリッチで高級感が増しています。




一方、Gのファブリック内装については200系ファブリックより少し高級なアレンジにはなっていますが、シート表皮はアリオンのレベルにとどまり、500~750諭吉が価格帯である220クラウンとしてはチープさが否めません。








メーターパネルを見ると速度計・パワー/回生メーターはTFT液晶ではなく210系と同様通常の機械式で、数値ロゴは文字盤にあたる基板上ではなく、計器表面を覆う丸い樹脂版のなかにスクリーン印刷みたいに刷られていて、樹脂版のなかに青白い光が侵入して文字だけを際立たせるように造られていました。






狙いはなかなか挑戦的で面白いと思いましたが、今回モデルでの仕上がりについて言うと、高級感をむしろ阻害しています。


これを言っちゃうと、200系3.5L-HV用のTFT液晶パネルだって、折角コストをかけたのになにか大したこと無い計器デザインのせいで、安っぽくて視覚上の奥行きも感じない二次元的な絵なのでガッカリした記憶があります。なんかもうちょっと、コンピュータのTFTディスプレイと同じように、格好良い演出が出来たのではないかと思います。

んで、220系のメーターパネルに話を戻しますと、例えばデパートやホテル・事務所ビルの壁面サインにもこのような光屈折技術を用いたものがありますが、非常に未来的且つシンプル・ソリッドな感じで素敵なデザインのものがある一方で、奇をてらったけどデザインと選んだ光の色で、安っぽく見えてしまうものも街中では多く見かけます。完全に個人の好き嫌い・センスでこうした光り物の評価は180度違ってしまいますが、私はこのメーターデザインと光の使い方は失敗だと思いました。
これなら、以前のクラウンマジェスタが採用していたメーターのほうが数段高級感にあふれた演出になると思います。


クラウンマジェスタが採用していたメーター







ダッシュボードセンターにそそり立っている液晶パネルにはメニュー画面が表示され、NAVI画面とは分割されて前後に配置されました。私は乗り込んで一番最初にこの副パネルに手をやり、手前に倒れて収納できないのかを無意識に試してしまいました。なので、自分にとってはこの背の高いサブパネルは「邪魔」でした。




ダッシュボード上にはOHD装置が有って、現在速度などを正面ガラスに反射投影できるまでに随分開発費をかけただろうと思いましたが、実際これの存在・位置が解っていても、街中を走り出すとすぐさま私は前方に視点を移してしまうので、これの存在を頭が把握しなくなり、見えなくなります。なので、要らないかなあ。


操作系では、200系に比べてまず良かったのはグリップのあるステアリング、やや広角に、斜め下方向に曲がりの付いたウィンカー/ワイパーレバー。200系に比べていずれも、いままでずっと使用していたかのように手に納まりが良かったです。BMW式はウィンカー操作するとすぐ戻る、ですが、私自身はそれには慣れてないので、このままで良いかな。





ステアリングのすぐ裏には、200系には無かったパドルシフトが付いています。これ、他のお客さんからは指が届きにくいって批評があったそうです。実際に触ってみると、180度の位置では指がきちんと届くけど、上に伸びている爪の部分はちょっと奥に折れて立ち上がっているので、ここは私みたいに指の短い人には遠いんです。奥に折れないでそのままの距離で立ち上がって良いんじゃないかな。今後、そういうカスタムパーツが出そうですね。


ドライバー側のドア内張りには、クラウン恒例のリヤゲートオープナーがありました。乗り換えても昔からのユーザーには、手に馴染みます。勿論、パッセンジャーシートの前後/背もたれ角度調整ボタンがドライバーからも後席からも操作できる肩の部分にあるのも、私には好印象。





ドアロックレバーは、オープナーだと邪魔だということでこちらの位置にピンタイプで付きましたが、私自身はこうじゃない今迄のでOKかな。








210系ではコストダウンで外されていたドアイージークローザーは、220系で復活。これに関しては歓迎です。





ドリンクホルダーは、一見、MBさまのマークのようにも見えますが、ここが沈み込むタイプ。





あとは、グローブボックス廻りや、足元ですが、200系よりは良い感じの仕上がりで、裏山椎。















動力性能

試乗したのは4気筒・2.5L-HVのRSでしたが、街中で丁寧な走行に徹するときにはトルクも充分で非常に静かな、6気筒に何ら遜色のない性能を発揮しました。
然し、一旦速度を落とし、Dシフトのまま再加速しようとアクセルオンした際、いつも200系3.5L-HVでは踏んだ瞬間からエンジンが騒ぐことなくグーンと加速していくのに対し、このRSでは4気筒エンジンが「ウワーンンン!」と大きな唸りを発するもののなかなか車体を前に押し出してくれない数秒があって、パワーを至上とする向きのユーザーにはこれではストレスが溜まるなあと感じました。





これじゃない新型の3.5L-HVなら、あのLC500hと同等の動力性能を有しているようですから、そちらであればきっと200系HVから乗り換えた人でも満足するのではないでしょうか。


サスペンション、ボディ剛性

220系クラウンは、乗ってみて200系に比べて明らかにボディ剛性がしっかりしており、サスペンションのほうも良く踏ん張るようになりました。

試乗の際、例の40km/h程度でステアリングを左右に小刻みに繰り返し振る動作を試してみました。
200系ノーマルAVS/スタビライザー/ブッシュは、そのままではGS450hと同様にスポーツモードでもお尻がどんどん暴れて、どっか逝っちゃった。

私の200系HVはTEINのアスリート用ダンパーでほぼ最強の減衰力、IS-F用リヤスタビ、シンクデザインブッシュ/サブフレームスペーサー、TOM’S前後アッパー/ロア強化ブレース、前後パフォーマンスダンパーといった補強を施していますが、それでようやくお尻が暴れないで付いて来るようになったのに対し、今回の220系は純正のままのSport +(プラス)であれば、ほぼ同等にお尻が暴れないで付いて来ることが解りました。

高速道路とハイペースコーナーは試していないけれど、少なくとも街中の低いペースではボディ剛性もサス性能も明らかに改良されていることを証明しました。
ただ、やはり以前に試乗したBMW 3 Activhybridや、あのAUDI S4さま💛のようなボディの剛性感や路面をガッチリ掴んで走る脚に比べると、そこまでの性能では無いので、ニュルブルクリンクで走り込んだ結果欧州セダンに肩を並べたかというと、別にそういう訳では無いので、試したい方はそういうつもりで試乗されると良いと思います。

エンジンフードを開けると、STIやアストンなんかで見たような斜めの補強ビームがエンジンヘッドをひし形に囲んでおり、フロントサスペンションを受けるタワー部も鋳造製パネルのようなしっかりした部材で固めてありました。これにはびっくりしましたが、この形状だとアフターパーツとなるフロントサスペンションタワーバーは、取り付けようが無いように見えました。


・・・でも、こうなってみるとうちの200系クラハイちゃん、

ダンパーやスタビ/ブッシュ、ボディ補強ブレース組み込んでおいて良かったです。














そうじゃなかったら、確実に今回の220系のボディ/脚は200系より良くなっているので、
ガッカリしちゃったと思います・・・(ノД`)・゜・。





以上、今回街中だけを220系に30分ほど試乗したリポートを、勝手な主観でアップ致しましたが、異論も出るかと思いますので是非、興味のある方は試乗されてみてください。
Posted at 2018/07/20 21:32:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | ユーザーレポート | クルマ
2018年07月02日 イイね!

たまにはお肉でランチ(≧∇≦)b

たまにはお肉でランチ(≧∇≦)bこんにちは(ΦωΦ)

梅雨明けだし、今日は美味しいものを…

逝きました。


























…メッチャ、美味しかったです!(^◇^;)
Posted at 2018/07/02 13:13:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | レストラン | グルメ/料理

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「お店の駐車場。寄せれる時はこの位い寄せます。 http://cvw.jp/b/712941/47594041/
何シテル?   03/16 18:58
2010年3月、GWS204クラウンハイブリッドを納車してから14年目に突入し、2023年11月に積算総走行距離100,000kmを達成、益々現役です。ノーマル...
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