わん太郎のブログ一覧

ある日、
「かっちゃん、「おおかみこどもの雨と雪」を見てきたよ」
「そうか、どんな話だった？」
「えーと、おおかみこどもが結婚して･･･」
「え？　おおかみおとこと結婚して、おおかみこどもが産まれんじゃないの？」
「あ、そうだった」
「で、どんな話だった？」
「雨が川に落ちて雪が助けて・・・」
「カヲル君、君が何を入ってるのかわからないよ！！」
「本を買ったから貸してあげるよ」

～ここまで前置き～

んで、内容なんだけど、子育て大変～　展開がまずあるんだけど
原因は父ちゃんが何の説明もなく死んじゃったから、しかも家の前に財布を残して
おおかみこどもじゃなくても、20歳そこそこで2人育てるのは大変だと思う
父ちゃん殺さないでおおかみこどもならでは苦労を書けなかったものか？
そもそも、花は奨学金で東大に入れるくらいの人だし、目的があったと思うのに
子供のために全て捨ててしまいます、いいのそれで？　と不惑のオイラは考えちゃう
大体さぁ･･･あんな、複雑なおおかみおとこが、学生相手に簡単に子供を作るなよ

中盤
田舎の自給自足は大変だ～　なのも序盤だけ真の田舎の陰険さには触れることもなく
「田舎に住もう」的な非現実かつ理想的な田舎暮らしを楽しめます、ついでに川に落ちた
雨を雪が助けます
～ちなみに打ち解けた瞬間に、田舎の人はもはやモブです、偏屈爺も単なる空気
　雨が学校に行かなくてもみんなハイパー物分かりがいいです。

終盤

10歳だけど犬の10歳はもう大人という雨にだけしか採用されないルールで雨は自立
雪の事もフルボッコにします、雪は、転校生に何故か「獣臭」を嗅ぎつけられて、色々あって
仲良しに、でもなんで「獣臭」を嗅ぎつけたのかは一切説明なし、理由もなく話の展開でそうなった
というのが正解でしょう

こんな、自分が死んだ後に己の全てを投げ売って子供を育てる男から見た理想のお母さん
で書かれた花さんが不憫でなりませんでした
起こる展開が全て物語のため展開であり、普通だった避けてしかるべきなのに踏み込んで
無理やり話を作った感がすごいお話でした


「で、どんな話だった？」
「雨が川に落ちて雪が助けて・・・」

それしか印象に残らなかったんだろう、今なら解るぞ！

カッコイイけど、実はVIPERにガワをつけただけっていうのは内緒



その頃、ひっそりと159の生産が終了した