
これからHID化しようかなぁと思う方は見ておいて損はないかなぁと思います。これだけ純正流用が認知されている中改めて書くのもなんですが^^;
この頃どうもHIDの中華製HIDのクオリティが気になり、色々な方法を調べたところ、純正バラスト流用と言う方法に行き着きました。PIAAやベロフ製などはとても高くて買えないので、なるべく安く、安全、安心な方法を探しました。
まずは、各自動車生産メーカーが使っているバラスト紹介。不確なところもあるので、詳しい方がいらしたら訂正お願いします。
・ホンダ:三菱電機、パナソニック(バラストは松下表記)
・日産:パナソニック(F50シーマはスタンレー製)
・トヨタ:KOITO
・マツダ:外国製バラスト。どこのメーカーだったかはちょっと忘れました。
・ミツビシ:三菱電機(ごく一部の車にスタンレー製)
・スズキ:パナソニック
・ダイハツ:KOITO
・欧州車:ヘラ製、フィリップス製が多数
っというような感じになります。この中でも某オークションで簡単に手に入れられるものは、パナソニック製とKOITO製でしょうか。ごくたまにヘラ製も出ていますが。
とりあえず自分が最初に流用したのはパナソニック製。このタイプはバーナーソケット部分にイグナイタがあるバージョンです。なので、D2変換コネクタを購入しいざ点灯!
とりあえず点灯はするのですが、1分ぐらいするとプツンと消えてしまいます。リレーを介しても同様の事態に・・・。調べてみると同様の症状がでる方が他にもいらっしゃったみたいです。どうやら、某オークションで出回っているD2変換コネクタが問題のようでバラスト側の安全回路が働いて消えてしまうようです。
ここで折れてしまってはだめだ!っと思いこりもせずKOITO製のバラストを購入。このタイプはバラストとイグナイタが一体タイプなので、バラストからバーナーに伸びる線が2本。ということなので、簡単な配線加工によってポン付け可能になります。
っということで、軽くちょいちょいと加工し点灯。無事明るくつきました!それが、上の画像の通り。画像は青く見えますが、実際は青白い感じです。
バーナーの明るさが安定するまで約1秒。中華製とは比べ物にならないくらいの安定速度+明るさです。このKOITO製バラストに変更する前中華製バラスト55Wを使っていたのですが、どう考えても30Wほどの明るさしかありませんでした。
おまけに、8000Kと書いてあるにも関わらず、4000Kぐらいの茶色さ。
バラストを交換してから色温度もだいぶ高くなり、8000Kらしい青白さに変わりました。なので、来月辺りにハイビームのバラストもKOITO製に交換する予定です。
ですので、これからHID化したい!でも安くも済ませたい!っというHR-Vユーザーの方はKOITO製バラスト流用を考えてみてはどうでしょうか。
ちょっと、最後に注意点。
KOITO製バラストを買う時は、D2バーナー対応のものを買いましょう。D4バーナー対応の物を流用すると電気的性質が違うので数秒点灯しプツンと消えてしまうことになります。
あとは、余談ですが、中華製バーナーの55Wと35Wバーナーは表記を変えているだけであって中の物は全く同じです。本物の88house等から出ている50Wバーナーは太さが全然違います。また、フィリップス製と謳っている製品は大体が偽物となっています。騙されないように注意しましょう。
Posted at 2010/06/08 21:45:46 | |
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