• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ベイスケのブログ一覧

2010年09月02日 イイね!

タイ、ミャンマー、ラオスの旅(第三章)

タイ、ミャンマー、ラオスの旅(第三章)前夜の魅惑のチャーンガールのせいで、すっかり恋患いになりながらも、気を取り直してメリディアンの朝食をガッツリ食べて、すっかり戦闘モードになった。
昨日借りたアドレス100がメリディアンの駐車場に威風堂々と停まっている。ベンツやBMWに囲まれて。
ヘルメットを被り、タレックスの偏光サングラスを掛け、キュルキュルとセルを回す。
フォーストロークの心地良いエンジン音が響き渡り、体中が武者震いする。


さて、タイの交通事情についてここで触れておこう。
以前にも書いた事があるんだけどさ、、交通ルールはあって無いようなもんだわな。

バイクなんて、まだちんこに毛の生えてない小学生が平気で運転してるし、ノーヘルにサンダル履きのオヤジ、3人乗りに4人乗り、女性の日傘を差しての運転。
こんなのは当たり前の日常的な光景。
まあ、無法地帯と言えなくもないが、その中にも不文律というか、法則みたあなものがあって、それさえ解れば、意外と運転しやすい。
道も幹線道路は良く整備されてる方じゃないかな。
舗装も良く車線の幅も広めに作られてる。
まあ、ちょっと脇道に入ると穴ぼこだらけだったり、赤土で泥だらけだったりするけど。

でも、さすがタイの道を走る為に開発された、ホンダのアドレス100。
悪路をものともしない、しなやかなサスペンションとトルクフルな走り。
最高速こそ、100キロ程度だが、出足は4ストにしちゃ速いよ。
ゼロヨンなら、スポーティな四輪にも勝つだろうね。
但しゼロヨンつっても40メートルだけどね。


ホテルを出発したばかりの頃は、ビクビクしながら片側2車線~4車線の道の一番左側(タイは日本と同じく左側通行である)を走ってた。
でも実はこれが一番リスキーな事に気がついた。
道の端は、舗装が荒れてたり、砂が浮いてたりするし、急に道路沿いから車が出てきたり、追い抜いた車が突然目の前で左折したり。

意を決して、スロットルをぐいっと回して、道路の真ん中を走る方が走りやすい。

さて、バイクにも慣れて、俺は、ミャンマーとの国境の山岳地帯、メーサロンを目指し、フルスロットルでひた走る。
Posted at 2010/09/02 19:23:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2010年08月29日 イイね!

タイ、ミャンマー、ラオスの旅(第二章)

いっつも思うんだけどさ、関空の深夜便でバンコクに到着して、国内線に乗り換える場合、まだ乗り継ぎ用の入国審査が空いてないから、待ってる場所が無いんだよ。
だからみんな入国審査がオープンするまで、ベンチ一つない場所で一時間以上待たないといけないんだよな。
何とかして欲しいね。


さて、チェンライ空港に到着して、俺が向かったのは、今回宿泊するベースキャンプ。
るメリディアンチェンライリゾート。

20年来ない間にチェンライにもリゾートホテルができてしまったね。

会社とか家族の手前、一応名の通ったホテルにしといた方がいいかなと思ってね。
本当はゲストハウスとかの安宿の方が、バックパッカーから情報得たりしやすいんだけどね。
リゾートホテルじゃ、偽善者面したヨーロッパ人の老いぼれが、ぼんやり日がなプールでビール飲んでるだけだし。

まあ、いいんだけどね。どうせ、ホテルなんて今回は寝るだけになりそうだし。

チェックインして、とにかく何か情報を得ようと、市内に出た。

しかし、やっぱり20年前とは変わった気がするね。街の建物は自体はそんなに変わって無い気がするんだけど。
車が多くなったからかな。街全体がせわしなくなった気がする。

20年前に泊まってたメーコックビラというゲストハウスももっと広い庭にある小綺麗なコテージ風だった記憶があるんだけど、今見てみると、何だか雑草だらけの空き地の中の古ぼけた掘っ建て小屋みたいな感じ。
まあ、20年も経ちゃ、俺が老けてオヤジになるのと一緒だわな。

などと隔世の感にひたってる間もない。
とにかく、この限られた間を効率的に動き回る為の俺の相棒をゲットした。

アドレス100。

ヤルかヤラレるか、生きるか死ぬかのハードなタイの道を縦横無尽に動き回る為にはこのオートマチックのフォースとロークバイクが最適なのだ。
本当は山道も入れるようなオフロードバイクも考えたのだが、さすがにバイクで少数民族の村に辿り着ける自信は無かった。

メーサロンまでは舗装路のはずだから、とにかくそこまでバイクで行って、中国人の元アーミーを探そう。
タイ北部の詳細地図もゲットした。
今日はホテルに帰って作戦を練ろう。

しかしね、、
このリバーサイドの部屋のバルコニーがめちゃくちゃ気持ちいいんだ。
とりあえず昼寝用のベッドにゴロンと横になり地図を広げ、ビールを一口グビッて飲んだらもう、夢の世界をたゆたう旅人。
風が頬を撫で、椰子の葉ずれの音が眠りを誘う。

夜は、市内に出て、流行ってそうな食堂を見つけて適当に入る。
ここが大当たりだった。

忙しく働く給仕さんの中に、それとは全く異質な、バドガールのコスチュームを着た女の子がぽつんと一人。
いや、バドガールではなく、その女の子の着ている服はグリーンで、胸のマークは象のマーク。タイのチャーンビールの女の子、つまりチャーンガールである。
その女の子がね、、
これ、めちゃめちゃ可愛いんだ。
膝のあたりまである、ぴったり体に張り付いたTシャツに下半身は黒いスパッツ。
こんな大胆な姿をしていながら、顔は色白で清楚な感じ。
そうだな、、宝塚歌劇の
花組トップの真飛聖に雰囲気似てるかな。

俺が見とれてると、笑顔で近づいてきた。
流暢な英語を話す。
「ビールはいかが。私のチャーンビールを買ってよ。」
彼女は自分の胸の辺りのビールのマークを指差した。
「ビール、ええやないか。1ダース程持ってこいや。」

ああ、俺やっぱり、、
Posted at 2010/08/29 22:20:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2010年08月26日 イイね!

タイ、ミャンマー、ラオスの旅(第一章)

無事に帰ってきたよ。
まあ、色んな事が次々と起こった旅だったがね。

でも楽しかったよ。


あ、、まだ言ってなかったよね。
今回の旅の目的。

それは、俺が学生時代に1日だけ滞在した、少数民族の村を再び訪れて、盗まれたソニーのウォークマンを取り返してくる事。
いや、正確に言えば、むしろウォークマンよりも、その中に入っている思い出が詰まったカセットテープを取り返す事。

手掛かりは、その村がミャンマーの国境に近いメーサロンという村から、歩いて数時間という場所にあるという事。
それと、アカ族という少数民族の村であるという事。
それと村民がみんなアヘン中毒であるという事。

手掛かりは、たったこれだけだが、実は俺はその村をメーサロンという村に住む中国人の元アーミーと一緒に訪問してるのだ。

メーサロンに行き、そいつに会えれば、またその村に行く事ができる。

えっ、どれぐらい前にその村に行ったんだって?
俺が大学生の頃だから20年ぐらい前だよ。

俺はね、その中国人の元アーミー(名前も忘れた)と山奥の少数民族の村を何週間も泊まり歩いてたんだ。
何で? って別に理由なんかねえよ。
たまたまそいつと酒を飲んで「一緒に行こうぜ。」なんて意気投合したんだろうな。
ミャンマーの国境付近には、中国人の村があって、俺はそこの娘と恋愛しかけたりして、結構楽しかったんだ。
「へぇ、日本人てこんな音楽聞いてるんだ。」
俺はその女の子と村が見渡せる丘の上で、ウォークマンのイアホンを片方ずつ聞いて、お互いの人生観を語った。
「私ね、もっと勉強して日本に行きたいな。」
村の外れにある掘っ建て小屋みたいな学校の薄暗い教室の中、小さな子供たちと混じって勉強する彼女。ろくに教科書だって持ってない彼女が健気にそんな事を言ったんだ。
でもね、、
その瞳は一点の濁りもなく澄んで、希望の光に満ちていた。
馬鹿な俺でも少しは考えさせられた。

結局、その村に2日程滞在して、当然彼女とも別れる事になったけど。
俺達の姿が見えなくなるまで手を振ってくれたのが心に今でも焼き付いている。

で、その後、中国人アーミーとまたほっつき歩いて、泊まったアヘン中毒の村で、彼女との思い出のカセットテープを盗まれたんだ。

一応、俺達はね、今某テレビ局がやってる、押し付けがましくて、無遠慮な「勝手にアポイントもなしに他人の家に泊まらせてもらう」番組みたいな事はしなかったよ。
中国人アーミーとその村の村長が知り合いだったし、泊まる家にはいくらかお礼もしてるんだ。

でも、それでもそんな村に行った方が悪いのかも知れない。
無謀であるという誹りを免れないかも知れない。
だから取り返しに行くっつーよりも、俺の思い出もしまだ残ってたら返してもらえませんか、ってお願いしに行く訳、20年越しに。

むしろその彼女が今どうなってるかは、どうでもいいんだ。
当時でまだ十代半ばだったから、今は同じ村でお母さんになってるんだろうね。
それとも望み通り日本に来ているのか。

いや、そんな事に興味はない。
それよりも、俺は盗まれたカセットテープを取り返したいんだ。

俺が社会人になって長い時間で磨耗してしまった一番大切な純粋なものが、そこにあるような気がするから。
Posted at 2010/08/26 20:46:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2010年08月19日 イイね!

タイ、ミャンマー、ラオスの旅【序章】

今日の深夜便で、とうとう出発だぜよ、、

クックック。
ハッハッハ。
キャッキャッキャ。


とにかくもーさ、

嬉しくって、嬉しくって、、


映画 ツィゴイネルワイゼンの原田芳雄演じる中砂みたいに、着流しに下駄履いて、ゴールデントライアングルの辺りをぶらぶらして来ますわ。

Posted at 2010/08/19 19:04:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月17日 イイね!

うん

酔う度にブログにアップするの、何だか寂しい人みたいだから止めなきゃって思うんだけど、、
酔うと片っ端から会社の部下にメールするうちの部長よりはマシじゃない?

で、、とりあえず車ネタ何かアップしなきゃ〓

そうだな、、ロードサイクルを運ぶ為のキャリアを付けるぐらいかな。
飲んだくれのオヤジだけど、実はローディなんどすV。
トレックのカーボンバイクとマビックのディープリムで、かつてはロードレースを席巻してたっつーの。
なんて、、カビが生えそうな昔話をするのはオヤジの証拠だよね。
Posted at 2010/08/17 21:42:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

プロフィール

「今日のちょっといい話るんるん 「なめ猫ブーム再来に浮かれ、ついに中国語訛りが無くなるアグネスチャン」」
何シテル?   08/17 10:25
ウッスオラ、ベイスケ。一緒に遊んでチョ
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

アウディ A3スポーツバック アウディ A3スポーツバック
初ドイツ車です。 これから、こいつで全国を股にかけて、色んな事をしてやろうかなと、密かに ...
三菱 レグナム 三菱 レグナム
お前ぐらいだったよ、、ブローオフバルブのためいきで近所から苦情が来たのは、、
フィアット プント (ハッチバック) フィアット プント (ハッチバック)
イタリアの蒼い風。 全身に受けながら感じてくれ! お前のエナジー。
日産 シルビア 日産 シルビア
お前の滑り具合はスケートの高橋君を超えてたぜ。

過去のブログ

2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation