2012年08月27日
僕の住む小さな町に
とても小さくて白いペンキ塗られた
可愛らしい 写真館がある・・・
CFを買いに店を覗くと
壁に沢山の写真。
自然と目が行った。
その中で窓際にある1枚の写真。
少しだけ茶色に染まった髪が風になびく
きれいな笑顔の写真を見た時・・・
僕のあの時の記憶が甦った。。。
中学2年・・・
今から20年以上も前になるんだね。
彼女は僕の通う学校の隣にある高校に通っていた・・・
いつも1人で ・・・
彼女は学校までの道を無言で歩いていた。
そぅ。。。
僕は彼女に恋をした。
彼女に今日も会える・・・♪
遅刻をしないように通う理由は
そこに充分なほどある。
雨の日の朝・・・
傘もささずに歩く彼女がいる・・・
僕は渾身の勇気を振り絞った・・・
僕の通う中学を過ぎた後の高校に通う彼女・・・
走って彼女に近づき・・・
『はい!』
その一言だけで、無言の彼女に傘を
強制的に渡し、校舎に逃げるように走った。。。
教室に入ってからも
胸の鼓動は治まらない。。。
勇気を振り絞ったくせに・・・
『はい!』の一言だけしか言えない自分が悲しかった。。。
降りしきる雨の校庭を眺めていた・・・
当然、授業なんて耳に入るわけがない。。。
頭の中で彼女のことより・・・
傘の事をムリヤリ考えた。
このまま雨が止み、
彼女は僕の傘を捨ててくれれば
全てきれいに忘れる事ができる・・・
そう願っていた・・・
昼休みも終わり・・・
5限目が終わり・・・
雨はまだ降りしきる・・・
放課後もまだ降っている
友人とは帰らず、1人になるまで残っていた。。。
そして校門から走り出す・・・
雨の放課後、思いっきり走った。
何かが目から溢れてくるのを雨水で誤魔化せた。
ひ弱な自分の心に対して
とめどなく溢れてくる物がある・・・
もう、いいや・・・
そう思って走る・・・
明日から通学の時間を変えれば良いじゃん・・・
そう思い、全て投げやりな僕がいる・・・
一つ目の角に見覚えのある傘を差した
誰かを待つ彼女を見つけるまで・・・
そんな白の情景がこの白い写真館で甦った。
『恋をした方がいい・・・大人になる前に』
そんな歌を柴田恭平が歌っていたね。。。
Posted at 2012/08/27 16:00:38 |
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