この記事は、
スパフランコルシャン走行会詳細について書いています。
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スパリゾートハワイアンズではなさそうだwww
先日、久しぶりに実家に行った時・・・
それは昔から実家のトイレの壁に、
絵ハガキを二枚重ねた大きさの水彩画が飾られていた。
絵には『すぐに忘れてしまう』と言うタイトルが付いていた
たぶん母親が買ってきたのだろう。
高原の牧場のような場所で、木でできた塀に座った少女がいる。
牧草の緑と白い塀、スカイブルーの空には少女が放してしまったであろう
‘赤い風船’が飛んでいる。
少女は、いつも背中を向けていたので、表情は読み取れない。
放した事を後悔しているのか?
それとも、
飛ばした風船の行方を、ボッーと見守っているだけなのか?
僕には、その理由を知る術がないのだ。
便座に座ると、ちょうど目線の先に絵があった。
そして僕はあまりその絵が好きではなかった。
トイレに飾るには違和感があったのと、
右下に薄く鉛筆で書かれたタイトルを読むと
本当に‘何か’を忘れてしまう気分になってしまうからだ。
トイレで便座に座る度に、タイトルを読んでしまう。
読む気など全くないのに読んでしまい、心で呟く。
‘すぐに忘れてしまう’
今度こそ、外してしまおうと誓う。
便座に座った状態だと手が届かない。
「よし、用を済ましたら外そう」と、祈りにも似た誓いをたてる。
でも毎回、用を終えた頃には、
「すぐに忘れてしまう」
だから、忘れる事が出来なかった。
それが約14年間続いた。
14年間続くと、ある症状が身体に起きた。
日常の中で、‘些細な何かを忘れた時’僕の頭には
あの絵が浮かび、フレーズを繰り返すようになった。
強迫観念、
精神衛生上良くない。
すぐに忘れてしまう。
すぐに忘れてしまう。
すぐに忘れてしま。
すぐに忘れ。
すぐに…。
・・・
いつしか、忘れていた。
実家を出て15年が過ぎた。
僕は、気付かない内にあの絵から解放されいた。
じゃ何故?今日になってこんなBlogになったかと言うと・・・
事の顛末はこうだ。
羽毛布団じゃ寝汗をかく季節になった。
タオルケットと、その上にベッドカバーを重ねて掛けて寝ている。
羽毛布団をしまおうと、圧縮袋を探したのだがみつからなかった。
そうだ、
去年の夏が終わり、秋の訪れとともに羽毛布団を出した時
圧縮袋は破れてしまったんだった。
朝から部屋の隅に布団が出ている、美的観点からみてもすぐれない。
すぐにでも隠してしまいたかったから、僕は、ダイソーに向かった。
圧縮袋のついでに、重曹と使い捨て剃刀、綿棒を買おう。爪楊枝はまだある。
家からダイソーまではチャリ約10分足らず、自分の記憶力を信じてメモは取らなかった。
※後悔するならば、この瞬間だろう※
ダイソーに到着しカゴを手に取る、重曹を見つける、近くに剃刀もあった。
続いて圧縮袋。
数種類の圧縮袋の中から、ぴったりのを見つけた。
そして、‘あばれはっちゃく’宜しく、閃いた。
「圧縮袋の弱点は‘ビニールの接着面から’裂けるところだ。
ならば・・・
その三辺をガムテープで補強すればイイじゃないか!実に素晴らしい」と。
すかさず文具売場へ走り、布ガムテープをカゴに放り込む。
テンションが一気に上がった。
続いてちびっ子達の弁当用に‘オカズを小分けするやつ’も買った。
これでいちいちアルミホイルで カップを作らずに済む。
しかもキャラクター物だからきっとちびっ子達も喜ぶだろう♪
意気揚々とレジを済ませ、ダイソーを後にした。
家に帰ると、布団圧縮に取り掛かる。
ガムテープで三辺を補強した圧縮袋は、僕を十分に満足させた。
夕食まで時間はあったので、プチサイクリングに行く。
40分ほど走り家に帰ると、My奥様からメールが来ていた。
彼女の帰宅まで約1時間、シャワーを浴びて、夕食を作るには十分な時間だ。
娘にサラダ作りを託しシャワーを浴びた、
鏡の前で髪を乾かす。
続いて耳の掃除……。
もちろん、綿棒はない。
ダイソーの袋の中にもある訳がない。
買い忘れ、記憶力の敗北。
「すぐに忘れてしまう」
と、不意に呟く。
洗面所の横にはトイレ。
便器を眺めて思い出す。
赤い風船と少女。
また暫く、強迫観念は続く。
再び、僕が忘れてしまうまで。
。
Posted at 2012/08/08 16:45:58 |
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