
昨日の仕事帰りにマツダディーラーの前を通ったら新型ロードスターが居たので、今日見に行ってきました。
やはり関心がある人はオープンカーやスポーツカーに乗ってる人が多いようで、MR-Sや現行フェアレディZがマツダの駐車場に停まっています。

出たばかりだからとりあえず車体のデザインだけ見れればいいやと思っていたら、試乗もできるとのこと。
「発表前で試乗できるところは少ないんですよ~」とのこと。
車はベースグレード(S)の6MTのホワイト。車重が1t切ったと噂のベースグレードです。
「好みに応じてパーツとか追加していくための何もついていないベースグレードです」とのこと。
乗って走ってみます。当然オープンで。サイドウインドウも下げたフルオープン状態で風の巻き込みもチェック。
マイクラよりもフロントウインドウが立ってて開放感があるのが良いですね。(クローズだと視界が狭いのだけれど)
運転席からの視界から、よく目立つボンネット左右の張り出し。
初代ロードスターのリトラクタブルライトを開いたときの視界を思い出す。

1500ccの6MT。
たったの1500cc。マイクラよりも小さいエンジン。
ダウンサイジングでよくある、小排気量ターボですらない、普通のNAエンジン。
少し踏み込めばしっかり加速する良いバランス。
沖縄のレンタカーで乗った初代ロードスター(1800cc)のように軽快に進む感じ。
試乗中にこちらも出たばかりのオープンカー、ホンダS660とすれ違う。
ドライバー同士お互いに目が合う瞬間。
座面の高さも同じくらいのようで、真横で目が合った。
S660に試乗した時も新型コペンと並ぶことがあった。
並ぶとその車と比較できる。偶然に恵まれているみたいだ。
試乗が終わってトランクとエンジンルームを見せてもらう。
トランクは狭め。いろいろ積みっぱなしにしなければ実用レベル。
テンパータイヤは無し。
エンジンルームはスカスカw プラスチック製のエンジンカバーも無い。
「エンジンルームを磨く楽しみ」だそうだ。
ボンネット中央を低くするためでもあるかもしれない。
整備はしやすそう。

外観は今までのロードスターと違って尖った感じに。
アテンザ・アクセラ・デミオみたいな顔とは違ってスポーツカーらしい顔。
マツダの開発者もライトより下にグリルというのはこだわったらしい。
尖った顔はロードスターとしては賛否両論だと思うけど、今は普通の車でもデザインがシャープになりつつあるので、このくらいスポーツカーらしさがあるのは良いと思う。
後ろから見るとヨーロッパの車みたい。すっきりした感じ。
余計なモールやトランクの取っ手のようなものは一切なしのすっきり感が良い。
車体色が膨張色の白だと膨らんで見えるというか、のっぺりした感じがするので、バイナルとか貼ったらかっこよくなりそう。
何も貼らずに素で乗るなら赤が好みかな。というか派手な色が赤しかない。
インテリアはデミオの時も思ったけど、けっこう好み。
賛否両論の専用オーディオユニットも、後付け社外オーディオの車に全く合わないデザインが嫌いな人間としては専用の方がきれいにまとまってて良い。
ベースグレードでもUSBで音楽を聴けたのでGOOD。
車体の底を見てみる。特に下に飛び出している部品は無く、きれいに真っ平ら。
燃費と空力のためだろうか。
車高を落としても問題なさそうな感じ。
ベースグレード、軽さのために装備が削ってあるとのことでしたが必要十分という感じ。
ちゃんと間欠ワイパーも付いてるし、オーディオもUSBが使えるし。
某トヨタウンのスポーツカーみたいにまともに乗れないベースグレードを指して○○○万円から乗れるよ!というのではないです。
装備を確認してて「あっ、ベースグレードでいいね」って思うくらいの内容。
マイクラに乗ってると欲しくなるシートヒーターは最上位グレードのみだそうだ。
最近は軽自動車でもシートヒーターが普通に付くらしいし、オープンカーになぜ積極的に付けない?というのは不思議に思った。
最近は軽自動車にハンドルヒーターも付くらしい、軽自動車にだよ?(ホンダNスラッシュとか)
オプション扱いで良いから欲しいよね、ヒーター。

最後に試乗したディーラーで紹介された別店舗へ。
そちらには赤が置いてあるということだったので。
こちらは最上位グレードのAT車でした。
黄色とか青色とかも出てほしいよね。絶対かっこいいでしょこれ。

とにかく納得のロードスター。初代・二代目・最新型を乗ってみましたが車自体が素直で素直で素直にいいねと言える車という感じ。
今乗ってるマイクラもどれだけがんばってもいつかは乗れなくなってしまうわけで、その時はこの車に乗ろうね、と思いました。