プリウスとカローラフィールダーに試乗してきました。
といっても私が乗り換えるわけじゃありません。
義母が次に乗る車を相談されまして、代わりに試乗、というわけです。
言われた条件からトヨタならこの2台かなぁということで。
カローラ店へ向かい、まず初めに
プリウスを試してみます。
隣に乗った営業さんは「好きなコース走っていいですよ」とのこと。
それはうれしい(^^)
さっそく出発です。暑いのでエアコン全開の走りだし。
モーターだけで静かなはずがエアコンのファンの音で普通の車と変わらないや(笑)
まずはじめに感じたのが、すごいカックンブレーキ!
これが回生ブレーキの癖ってやつ!?
踏み始めほんの少しの遊びのあと、
いきなりグンっと機械的な制動力がはたらく感じ。
営業さんに指摘すると、例のアメリカでのリコール騒ぎでこういう
ある種極端な仕様になったんだそう。
室内が涼しくなりエアコンを緩めるとようやくハイブリッドカープリウスの本領発揮。
ゼロ発進時の振動の少なさはとてもとても新鮮でした。
「40kmくらいのスピードまではモーターだけで走って
ある一定の負荷を超えるとエンジンがかかります」
という説明だったのですが、運転しているといつエンジンがかかったのか
ほとんどわからない。
全く不自然さを感じさせない制御は、素直に「すごい」の一言。
ただ、モーター時はもっと無音かと思ったら、
意外とロードノイズやらその他走行音があるんですね。
坂やうねうねした道が続くコースを選んで走ったのですが
登りでもパワーは全く問題なし。エンジンだけでも1800あるのだから当たり前か。
ハンドリングも意外と悪くなく、普通に走りたいラインを走ってくれます。
ただ、やはりブレーキに気を使いますね。
乗り心地は良いですね。小さな凹凸や路面のうねりはほとんど感じさせません。
継ぎ目などの大きな衝撃はそれなりに伝わってきますが
すぐに収束し不快な振動はありませんでした。
インパネはすっきりしておりとても使いやすそう。かなり好印象です。
エアコンベントのデザインが上手いと思いました。
ゲーム機のコントローラみたいなATセレクトレバーも慣れれば使いやすそうです。
後方視界はこんな感じ。
想像していたよりは良かったですが、やっぱり真ん中のバーが邪魔ですね。
次に乗せてもらったのが
カローラフィールダー。
1800のモデルで非アルミホイールのバージョンでした。
走り始めた瞬間、思わずいった言葉
「あー、これは・・・・・ふつう、ですね~(笑)」
営業さんも「あはは、普通でしょ」と。
乗る順番、間違えたな~(^^;)
アクセル踏んだら走って、ハンドル回したら曲がって、ブレーキ踏んだら止まる。
特に何のクセもなく、「今、カローラフィールダーを運転しているんだ」
とかいっさい感じさせない車。
そういう車です。
THE 普通。
乗り心地は明らかにプリウスが上。
フィールダーは段差をこえた時の収まりが悪く、
ひょこひょこした動きが気になりました。
インパネも普通。プリウス見た後では妙に古臭く感じますが。
オーリスなどと似た印象です。ちょっと使いにくいエアコンも似てます。
メーター、エアコンベント、エアコン操作パネル、インナードアハンドルはおそらく
オーリスと共通部品だと思います。
後方視界はとてもいいです。これだけ見えると楽ですね。
さてさて。義母に薦めるにはどっちがいいだろう。
この2台、フィールダーの1800を選ぶと値段的にほとんど変わらないそうです。
同じ値段だとすると個人的には断然プリウスに魅力を感じます。
ただ、フィールダーの絶対的な安心感を求める人も少なくないでしょうね。
1500ならもっともっと安いですし。実際売れる8割が1500とのこと。
義母は運転が好きではなく、車に関しては保守的なのでどうかなぁ、プリウス。
ATレバーとかわかるかなぁ。あとあのクセのあるブレーキになじめるかなー
ってとこですね。
以前プリウス薦めたとき、「音の出ない車なんて気持ち悪い」なんて言ってたし(笑)
ほかのメーカーだとこれくらいの価格帯、大きさで何があるんだろう。
もうちょっと比較検討してみようかな。
話題のプリウスαもありました。後だしの分いろいろ改良されているそうです。
さて。試乗を終え乗ってきた
ロードスターで同じコースを走ってみました。
いや、そりゃあね、較べちゃいけないのはわかってますよ。
わかってますけど。
やっぱ、楽しー!!
とにかくねー、車体が軽い軽い。 すいすい曲がるし。
ブレーキがよく効きますがプリウスのような不自然さではなく軽さに起因した効き。
内装もやっぱこれだなぁ。クラシカルで好きです。
そういえば価格帯も上記の2台とほぼ同じだなぁ・・・。
Posted at 2011/08/01 02:40:02 | |
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