あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

なんか、昔は映画大好きだったのですが
今は「新規の映画」を2時間見る集中力と体力がありません....
妻も似たような感じで、15分ずつ連続テレビ小説状態で見たりします。

そんななんですが
Facebookかなんかでこの映画を知りました。



戦争中の話でこの時期にありがちですが
私の好きなタイムトラベルものなので

ある程度「陳腐な作品だろう」という覚悟をして、観てみました。


私は語彙力がまったくなく、感性も豊かでないので言葉にしにくいのですが

・ツッコミどころは多々ある
・予算も少なそう
・脚本も70点くらい
・な割には、役者の力で力付くで押し通したような良さがありました。

私は、テレビをもうほとんど観ないので、主役の方などは全く存じ上げませんでしたが
福原遥さんも、水上恒司さんもなかなか良かったです。
水上恒司さんや、他の特攻隊員たちも
当時の人に見えましたし
水上恒司さんは、イケメンなのかもしれませんが
軟派な感じは一切なく、日本男児という感じでした。
プロなので当たり前ではあるのですが、演技という意味では皆さん素晴らしかったです。

私が思うに
やはりハリウッド映画がすごいなって思う部分は
「ありえない寒い設定」でも、役者は演じきっているというか
(当たり前なんですが)リアリティを感じることが多いです。

例えば「大地震」が来ているシーンなどで当然揺れていないところでも撮ったりするわけですが
日本人の役者ってどこか振り切れていないというか
恥ずかしそうにやっているように見えるときがあります。

例)SPACE BATTLESHIP ヤマトのキムタク
　　ガンヘッド(知っている方いますか？？)の高嶋政伸　とか...



これ、だいぶひどかったですね.......



寒い設定でも、振り切ってやってほしいんですよね
でないと、船やロボットを操縦しているように見えないです


だいぶ遠回りしましたが、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」は
いい意味で演技力で押し通している感じが良かったです。

ただの通行人役っぽい人でもちゃんとしてました
(Dr.コトー診療所などで島の素人をよく使いますが、あれ結構萎えます)



蛍(中嶋朋子)さんが、すごい年を取られていてなんともショッキングでした....
私の記憶の中ではまだ小学生なので......

吉岡くんだって頭真っ白ですし
あぁ、自分も老けるわけだよなぁと