この1ヶ月くらい田圃がみたい、
それもなるべくおっきな田圃!! と、ナゼか思い続け (笑)
検索かけているうちに棚田がいいな~とか思ってみたり。
そうこうしているうちに『散居村』の文字が浮かび…。
そうだ、砺波の散居村を見に行こう♪
そう思ったのは火曜日の夜。
富山まで行くなら1泊だよなー、平日がいいなー、で
平日1泊なら機械編み教室は休みたくないから金・土。
宿泊先を検索かけていたら『おわら風の盆』の文字が
目に飛び込んできました。
『おわら風の盆』ってこの時期?
さらに検索かけると、本番は9月1~3日。
でもその前に8月20~30日に前夜祭なるものが開催されると?
さーそこからは検索かけまくりました (笑)
砺波と八尾は近い! 宿泊先はなんとか確保可能。
前夜祭ステージの前売り券があり、限定500席。
ネットでの購入は既に〆切、ローソンチケットなどでは翌日の
水曜日までなら購入可能。売れ残った場合には当日券あり。
宿泊先を申込み、水曜日にチケット購入できなかったら
風の盆は諦めて、その分山の中走って下道で帰宅しよーと。
水曜日、チケット購入できました♪
富山まで、さてどの道(高速)走る? と地図を眺め…。
愛知経由(東名)は白川郷へ行くのに何度も利用してるし
(ここで初めて白川郷と砺波が近いことに気がつくw)、
中央道経由で糸魚川へ抜けたこともあるし…。
で、気がついた。
私まだ下り方向信越道走ったことない(はずw)。
【 西湘→東名→圏央→関越→上信越→北陸 】 決定~♪
木曜日に主な通過地の天気を確認。
晴れマークは少ないけれど、雨マークもほとんどない感じ。
目的地八尾に夜に弱い雨が少しだけ。う~ん…。
雨だと外での風の盆は中止になってしまう。
少しの不安を持ちながら金曜日の朝4時前には出発~☆
八尾には昼くらいには着ければいいと思っていたので
のんびりクルージング。
しかし平日の早朝、お仕事のトラックが多いこと!
日本の流通はこうして成り立っていることを再認識。
感謝だな、どうぞ安全運転で、事故のないようにと。
途中ちょっと悲しいことがあったりして、
雨が一瞬ぱらついたりしたのは涙雨~なんて思ってみたり。
でもトンネル抜けたら青空が広がっていて、
気持ちもスイッチ切り替えて前へ前へ~、先は長い w
富山ICで高速をおりて、まずは八尾の「おわら資料館」へ。
駐車場は「町民ひろば」利用となっていたので
行ってみるものの、入口わからない、有料なのに誰もいない、
車も停まっていない…。仕方なく資料館へ。
資料館の駐車場が空いていたので車を停めて中へ。
その時点で12時くらい。
受付で駐車場のことを聞いてみるも、館長さんらしき人も「?」
たまたま近くにいた役場?商工会議所?の人も「?」
で、「資料館の駐車場に停めておいていいですよ」ということで(^^)v
最初に資料館へ寄って大正解でした♪
駐車場の話しからそのまま館長さん?が風の盆のいろいろを
解説してくださり、私しかいないのに特別にビデオ上映まで。
そして八尾は「やお」ではなく「やつお」なので間違わないで
ほしいと強調していました。そういえばテレビでも「やお」と
言っていたよなーと。
それから「風の盆は盆踊りではない」
二百十日の風が吹く季節の農作物の収穫時、被害がでないように、
豊穣を祈るためのものだということ。
越中八尾おわら風の盆、メディアでもよく取り上げられてますが、
踊りながら八尾の町中を練り歩くものだと思っていました。
違うんですね。
八尾には11の町があり、
それぞれの町内単位で、
その町内でのみ踊り、
他の町内へは決して出ていなかいのだそうです。
なので各町内の踊りを観たい人はそれぞれの町へ出向いて
観て歩くしかないとのこと。体力いりますよ、と (^_^;)
歩いても半径15分くらいのちいさな町ですからとは
言っていましたが、坂道の町なので全部観ようとしたら
ほんと一晩ではかなりきついでしょうね~。
その為に?本番当日は舞台で全町の踊りが観られるように
しているみたいですね。
おわら資料館で風の盆の歴史などをお勉強 f(^_^)
胡弓と三味線の奏でるなんとも言えない独特の演奏と唄い。
過去に録音されたものを聴くことができるように
なっていたのですが、ずっと聴いていたかった~(*´ω`*)
資料館を出て腹ごしらえ。
その後は八尾の町中をぶらぶら。
景観条令があるらしく、町並みも落ち着いた感じで素敵でした。
特に、美しく整えられた石畳の道の町並みは、
車がなければ時代がどーんと遡ります。
あこち歩き回りたかったのですが暑くて熱中症に
なりそうだったので、喫茶店に入ってみたりして。
それから前夜祭ステージが開催される八尾曳山展示館へ。
ステージが始まる前に絢爛豪華な曳山を見学。
前夜祭はステージで風の盆の踊りの解説付きで少しだけ
観ることができ、ステージ後に1日1町内のみ持回りで
実際に町中での風の盆を観られるようになっていましたが、
降雨時は中止。今回はしっかりと雨に降られてしまい、
外での踊りは観ることができませんでした (泣)
降雨時中止は本番当日でも同じ。
風の盆を八尾の町並みの中で…。
想像しただけでもうっとりしてしまいます。
今回行ってみて大体の様子がわかったので、
またいつか行って、越中八尾おわら風の盆を観たいです。
翌日土曜日、窓の外は雨~ (TT)
天気が良ければ朝のドライブ後に朝食と思っていましたが…。
天気予報を見ると昼くらいには雨があがりそう。
ゆっくりチェックアウトです。
まずは「となみ散居村ミュージアム」へ。
情報館で情報ゲト。
沢山展示されていた散居村の写真がとても美しかった…。
伝統館で砺波地方の伝統的な家屋『アズマダチ』を見学、
民具館で民具を。
ミュージアムを出た頃には何とか雨もあがりました。
展望スポットマップなるものがあったのですが、
やはり一番の有名所の散居村展望台へ行くことに。
展望台へ行くまでの山道が楽しかった~♪ (^。^)
散居村展望台からの散居村の眺望、素晴らしかった!!
よくポスターに使われている景色だけれど、
本物は雄大!! d(⌒ー⌒)!
厚い雲が垂れ込めていたけど、それでも感激☆
天気がよければ、感激度もっと↑↑に違いない。
既に刈り入れが始まっていたり、水田ではなく畑の所が
あったりと、パッチワークな散居村。
春、水田に水が張られている時を見てみたいなぁ。
展望台には私だけ。
ゆっくりと景色を堪能できました♪
展望台から散居村地帯へ車を走らせ、ちょっとだけ
散居村の道をふらふらして帰路へ。北陸道砺波ICからIN、
長岡経由で関越道…も考えたのですけれど、渋滞したら
回避するのがめんどくさいので中央道で。
小仏トンネルあたりの渋滞は相変わらずだったので
都留ICでおりて道志に抜けて宮ヶ瀬からいつもの道で。
しかし、中央道のってからは霧が凄くて、
都留おりてからはもっと凄くて、疲れました (*_*)
久しぶりに真剣にフォグが欲しいと思った…。
22時半くらいに無事帰宅。
走行距離1000キロ強の旅でございました。8割位は高速。
もっとゆっくりとした旅をしたいなぁ…。
今年こそは久しぶりに車で帰省するつもりでいたけど、
なんかちょっと無理っぽいし…。
その代わりに数日の旅に出ようかなぁ… (・_・)
長文お付き合い、ありがとうございました m(__)m
ギャラリーに写真をアップしてありますので
よろしければ覗いてみてくださいね。