シーリー
クロモリ鋼のパイプを組み合わせた繊細なレース用のフレーム
マン島を走る、イギリス中から集うクラッシックレーサーが掲載されているバイク雑誌の、国内レースの記事に載っていた一枚の写真。
当時、国内でもバトル・オブ・ツインやサウンド・オブ・シングルなど、、クラッシックレーサーがサーキットで競い合うレースが賑わっていました。
HONDAのCB750のレーサーが奏でていた、四本出しの黒い直管の強烈な排気音が忘れられません。
レーサーのTZのフレームや、2スト・4ストの最新型のレーサーレプリカのアルミフレームに、チューニングしたシングルエンジンを搭載した自作のレーサーが、サーキットのラップタイムを競っていた頃です。
数年後、なんとなく手にしたバイク雑誌の、海外製のバイクの写真に引きつけられました。
シングルエンジンのオートバイ。
軽そうに仕上がったデザインは、昔見かけた自作のフレームのレーサーと重なるイメージがありました。
クラッシック?
ノスタルジー?
技術は進化し続けて、300キロでも快適に走れる自動車やオートバイは製作できますが、人間が操れるスピードは昔も今も同じくらいのスピードだと思います。
タイムアタックをするためのマシンや長距離を走り抜くマシンには、極限の性能が必要だと思いますが、
日常を楽しめるクルマやバイク。
昔も、今も、変わらない程度のレベルなんだろうなあ…。
などと思う土曜日を過ごしました。
「
国産のトラディショナルなオートバイショップ」
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Posted at
2010/10/16 18:06:39