昨年の秋
ソフトバンクの孫社長、自らが率先して有名芸能人をNTTから引っこ抜いて、大キャンペーンを行い、年末には32GBモデルの大規模なCMを、テレビ・雑誌・ネット全てで見かけない日は無いほどだった記憶があります。
各メディアも、「日本にはiphoneは馴染まない…」と、評価し続けていた姿勢が一転。iphone3Gモデルを絶賛する記事や特集が目白押し。(在庫セールか…)
年末~年明けにかけ、docomoユーザーが、手軽なセカンド携帯として購入をしていたようですが。
ぼやいてますね。
購入前に止めたにもかかわらず、初売りで購入して見せびらかしていたiphoneユーザーは、せめてもの抵抗でしょうか?OSをバージョンアップしながら、iphone4には興味を見せないで沈黙しています。
(宣伝にのせられて購入したら、わずか数ヶ月で旧型)
ネットの記事を書く方々は、連休頃からiipadとphone4の話題のネタが尽きないので、特集記事が毎日掲載されていますが、iphone3のユーザーの心境は複雑でしょうね…。
「iphoneの裏側のカーブのデザインは…」
詳しく書いてあったサイトを見かけましたが、あっさりフラットなデザインに衣替え。日本人には、日本人が設計したサイズと機能の携帯がいいんじゃないかな?と、思いますが、ブランド志向の世代の方々は、ipadとiphone4の話題で持ちきりのご様子。
使いこなせない機能を満載し、ポケットが無様に膨らむほど肥大化した携帯電話。
スリムで軽量な、携帯電話を開発する技術より、販売価格を維持して利益のマージンを死守する努力に各メーカーとも、しのぎを削る競争に明け暮れているようですが、ユーザー無視の国内メーカーと海外メーカーの戦争。
高みの見物を決め込んでほくそ笑んでいるのは、どこの国のメーカーの製品でもいいから、買替え需要が刺激されて売り上げを伸ばしている、冒頭の社長さんのようです。海外メーカーのモデルの売り上げは、国内の利益にはなりませんし、国内で海外製品を日本語でべた褒めしても、海外メーカーのトップの方々からは、見えないし何が書いてあるかすら読めないんですけどね…。