先週、ドイツで行われたPWRC
プロダクションカー世界ラリー選手権Round.6の
模様をお伝えします!!
前回のニュージーランド戦では独走で優勝を決めた
マルコス リガト選手 with Top Run/TEIN
シリーズ優勝を勝ち取るために、ターマックのドイツ戦を前に、
Top Runの有るイタリア・トリノ近郊で、比較的良路でバンプが無い
ドイツ路面に合わせて、プライベートテストを実施しました。
そのプライベートテストがコチラです↓
イタリアでのプライベートテストを終え、陸路で
ドイツに移動。
シェイクダウンで車両の最終調整を行い、翌日から始まるドイツ戦に臨みます。
しかし翌日の天気予報は雨!波乱が予想されますが、幸運の雨を期待します!
Rallye Deutschland day1
6箇所のSS、合計137.84kmで争われ、
天候は時より小雨が降る曇り模様ながら、路面状況はドライ。
TEIN Gr.Nダンパーを装着したインプレッサGRBはブレーキの過熱と
エンジン・オーバーヒートに悩まされ、タイムアップ出来ずに苦しみながらも善戦。
トップに2分48.4秒遅れの
3位の位置につけます。
Rallye Deutschland day2
6箇所のSS、合計164.90kmと最長。
このRally最長距離のステージはArena Panzerplatte 46.54kmが有り、
軍隊の演習場内の戦車の連絡通路で非常にバンピーで、
最大難関のステージです。
天候は時よりシャワー状の小雨が降ったり晴れたりと不安定な模様ながら、
路面状況は弱ウェット&ドライ状態。
Top Run/TEIN チームは朝一番のSS7でパンクを喫しTOPから約3分遅れと
出遅れ、不安定な天候でタイヤ選択にも苦しみながらも
何とか
3位のポジションをキープしました。
Rallye Deutschland day3
トリッキーな30.76kmのロングステージ2回とパワーステージである、
最終ステージを含め3箇所のSS合計距離65.89km。
最終日も朝から雨が降り、難しいコンディションとなりましたが、
最終ステージを慎重に走ったマルコス・リガト選手は
3位ポディウムを獲得!!
TEIN Gr.Nダンパーはテストからのセットアップを大幅に変えずに、
WET & DRY両路面に対して見事に適合し、
ドライバーから「 問題無い、Happy 」のコメントを貰い、ドイツ戦を終えました。
次戦PWRC Rd.7はイタリア、サルデニア島で行われる、
サンディーグラベルRally「Rally d'Italia Sardegna」。
マルコス・リガト選手 with Top Run/TEINに乞うご期待です!
by ガリ
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Posted at
2012/08/28 15:02:23