2012年08月31日
鳴りやまぬナースコール
それは 私がまだ病院で働いていた時に 患者さんから聞いた話 です。
腰椎のヘルニアで入院していた春日さん(仮名)
その日は いつになく 手術の傷口がうずく夜でした。
なかなか寝付けなかった春日さんは 痛み止めをもらうため ナースステーションに向かいました。
看護婦さんと談笑し、さぁ寝ようかという時
ピーンポーン…
ピーンポーン…
ナースコール鳴って 忙しそうだなと思い、ナースステーションをあとにしようとしたのですが
さっきまで談笑し 笑顔だった看護婦さんの表情がかたまっていたのに気がつきました。
どうしたんですか?
そう聞くと
この部屋、個室なんですけど…
今日の夕方 この部屋の患者さん 亡くなって 今は空き部屋なんですよ…
…………………………………。
肩を震わす看護婦さんをみて 春日さんは
じゃあ 俺が見てきてやるよ!
と 春日さんはその部屋へ向かうことにしました。
向かう間も
ピーンポーン…
ピーンポーン…
と ナースコールは鳴りやみません。
部屋を前にし、勇気を出して電気をつけてみました。
するとそこには…
お注射の時間ですよ~( ゚ ρ ゚ )
(゚Д゚;)ビク
午前2時 注射するような時間じゃないのに
ドクターがナースコールを握って 突っ立っていました。
話を聞き付けた外来当直看護師が
S石先生~ こんなところにいたんですか~(´∀`人)
はぃはぃ 持ち場に戻りましょーねぇ
すみません~(´∀`人) 最近 S石先生 精神的に不安定なんですよ~( ´艸`)
……………………………………。
そんな先生が当直してる病院って…;^(;゜;ж;゜;)ブフォォォ.....!!
ゾッとするお話ですた(´д`ι)
Posted at 2012/08/31 19:24:26 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記