うさぎ一等兵のブログ一覧

ロッカー室のベンチに座る彼。

レーシングスーツに身を包み、ドライビングシューズの紐をキツメに縛る。

スッと立ち上がり、ロッカーの中からグローブとヘルメットを出し、それらをベンチに置く。

胸のファスナーをキュッと上げて、ロッカーの中にぶら下がったクロスに祈りを捧げる。

ロッカーを閉じ施錠した後、ヘルメットとグローブを持ち静かに部屋を出た。

灰色のコンクリートの廊下と壁は、これからする死と隣り合わせの愚かな行為を嘲笑うかのように、とても暗く冷たい。

ロッカーの鍵を守衛に預け、奇声をあげる観客と狂ったような怒声を発するピットクルーの待つ外界に出た。

自分でも愚かな行為と知っている。

しかし、それをした者にしか分からない世界がある。

見えない恐怖に襲われ、眠れない夜が続くこともある。

それでも乗るしかない。

走るしかない。

カッと目を開きアクセルを煽ると、そのクルマは勢いよく発進した。

Ｆ６Ａターボの弾けるような音が会場の外にまで響き、オカシクなった観客の脳みそを溶かす。







わっわっわっ！？
w(＠д＠;)w

コテン♪

転倒。

ジムニーのフロントガラスに、うさぎさんのふわふわお腹がへばりついた!!

短いおててでハンドルを回しても、短い足でアクセルを煽っても、もうどうしようもないねｗ

とりあえず、窓から顔をだして愛嬌のポーズ☆
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o(≧ω≦)ｂｲｴ～ｲ