秋終い作業

今年度の農作業も菊の産直販売にて終了です。

ビニールハウスの片付けに入ります。朝6時起床。ほぼ氷点下の中、屋根ビニールの収納を行いました。
とはいえ、朝は霜が強く降りてビニールが濡れているので作業不可、前日に外したビニールを収納しました。

仕事の8割は段取りで決まります。
屋根ビニールの収納は畳んで倉庫にしまって終わりですが、来年の4月に屋根をかける際に如何に効率的に作業ができるか、を念頭に置いて収納するわけです。


手順としましては次の通りです。作業員は２人。
まず屋根からビニールを引っ張って降ろします（写真は屋根をかける際のものを代用）。
横４間、縦１０間（平面上。１間約1.8m）のビニールハウスですので屋根ビニールはそれよりも大きいのですが、地面に降ろします。


ビニールハウスが４間×１０間ですのでビニールは長方形になっています。ここからがコツなのですが、短辺の両端に一人ずつ立って、長辺（長手）方向にビニールを引っ張ってきて両足の幅で折り畳んでいきます。扇子みたいな感じに折り畳むと言ったらイメージがつくでしょうか？（写真では縦方向が短辺、左方向が長辺になっているので、左側からビニールを引っ張っています）。


長辺を最後まで折り畳むと足下幅（約60ｃｍ位？）×４間の固まりになります。これを更に短辺方向に折り畳んでいきます。春はこの作業を逆にやっていき、ビニールを展開するわけです。最少人数で作業する知恵です。