門外不出、秘伝のタレ

ようやく桜が咲いてきました。以前もブログに書いた通り、この地域は桜が少なく、また4月後半に開花することから何かのイベント（卒業式・入学（入社）式・試験など）の関連も少ないので特に感慨はありませんが、単純に咲いているのはいいものと思います。

毎日ビニールハウスの屋根かけをおこなってますが、今日はウチのやり方を紹介。
門外不出の（←だったらブログに書くなよ）いいノウハウがあるのです（いわば”秘伝のタレ”）。


まず実施は早朝に。ラブストーリーは突然に。
4月なら降霜時を狙いますし、朝は比較的空気が落ち着いているので風が吹きません。風があるなら10人でも持て余すでしょう。


地面から一気にビニールを持ち上げるのは大変。なのでパイプを立てかけて、肩口まで暫定で持ち上げます。これ、結構楽になります。


ほら、簡単に上がった・・・。


ビニールの方端は小生が屋根に登って引っ張りますが、もう片方は家人がロープで引っ張ります。同期を取りながら「せ～の」でやるんです。
終わった後は次回のロープを簡単に引き出せるよう、


きちんと収納します。
グルグル巻きは不可、収納時に上側を折り畳む時は右手の手のひらを左手へ、下側を折り畳む時は右手の手の甲を左手へ寄せます。うまい表現が見つからないなぁ。


片付け大事ですし、次回の作業の段取りはこの片付けが八分くらい負っているというところです。


スプリングを掛ける際はゴム手袋ではなく、軍手か薄い布手袋にします。ゴム手袋だとスプリングとビニペット（凹形状の受けですね）には挟みこまれて裂けてしまう場合がありますから。
小生は基本ゴム手の人ですが、この時は軍手にします。

あっ、指先が荒れますので、ハンドクリームも必須ですよ。


屋根バンド（マイカ線）を掛ける際、パイロットとしてうちはこの団子を使います。中身は小豆です。小石だと重すぎるし、ビニールが傷みそうです。

できるだけ多くのバンドを掛けます。理想は全てのパイプの間に、です。


それから入口付近の余ったビニールは門型にカットするのではなく、付近のパイプやスプリングにうまく巻き込んでいきます。これはビニールを無駄に切り取りしない方法です。


側面換気のくるくるは山谷をつけて、コレも細かくマイカ線を張ります。風が吹くとパイプが折れ曲がるくらい暴れますのでね。


ここからは記録です。
米の育苗用シートがはがしました。色がかなりよくなりましたな。


トルコキキョウも播いた種、ほとんどが生育しています。漏水による枯死はないみたいだ。


穴が深く掘れているのがありますよね。これはハウスの屋根からたれた滴で掘れたものです。


親戚が田のクロ（畦）を畦塗り機で処置してくれました。まぁ、排水用の配管も埋もれてしまったけっどね（笑）。
来週くらいには施肥して耕起しなきゃ！