マルチスプライン

マルチピッチホイールとか車には多対応のパーツがあるし、工具も単目的ではなく多目的な工具もあるね。一番最初に買った工具にギスケさんのマルチスプラインソケットのラチェットセットものだ。

マルチスプラインは便利なのか、なめやすいので要注意なのか自分でも結論は出ていないが、ソケットは6角だけではなくマルチスプラインも所持している方が便利なのは間違いない。


ところで、ハウス園芸で花を栽培する場合、花同士の間隔を取って自立を促すためにネットを張るのですが、そのネットの終端にはこういう木材を使って、ネットの目を木材の切りかきに引っかけてテンションを取ります。脇にワラが敷いてあるので、この木材はユリ用ですね。
この木材の名称をなんていうのか分からないのですが、取り敢えず”終端材”とでもして文章を続けよう。


花卉の種類によってネットの目の数が異なります。ユリは5目、トルコキキョウは7目、家の倉庫には3目とか8目とかもあったな。昔はアルストロメリアとかグラジオラスとか多種の栽培もしていたらしいが、今は2種類のみ。その目数と四方サイズに合わせた終端材を製作していたようだ。


コイツはトルコキキョウの7目終端材のように見えるが、


ひっくり返すとユリの5目の切りかきもしてあるマルチの終端材であった。マルチスプラインとでもいうのかな？話が長くてスマンな。


米の播種から4週間、ハウスに搬入して3週間経った。生育は順調だ。


毎日の日課は灌水。天気を見ながら水をかけていきます。かけ過ぎはないので、灌水することに越したことはない。写真の通り、縦置きに2枚並べて、同じ向きでそのサイドにも2枚並べる。そして写真ではその下が隠れているが、横置きに1枚並べていて、計5枚を一区画としている。灌水時は2区画計10枚を一単位として水をかけて、充分に灌水したら左に移動して更にもう10枚、という感じだ。
だからなんだって？←いや特に意味もないが（笑）。


本日はトルコキキョウの間引きをします。意図的に複数の種を播いたわけではなく、種がこぼれてしまい、運良く発芽したもの。定植時には1株のみ植え付けするので、複数の苗は空き部屋に引っ越しします。
ピンセットで1株を引き抜いて、


欠株となっているプラグに植え替えします。もちろん根は培土に浸潤していないといけないので、培土にぎゅ～っと押し込んで、


引越完了。


次は育苗箱毎の整理です。
今年は比較的発芽不良が多い。セルトレイ200穴に3枚（計600粒）播種した品種もあるのだが、1枚で10%位しか発芽および生育良好になっていない品種もあった。灌水が面倒なのと、この発育不良苗の先はないので、比較的生育のよい育苗箱の欠株がなくなるよう、不良苗の育苗箱を犠牲にしてまとめました（培土の色が黒っぽいところが引越苗）。


結果として育苗箱6枚分を廃棄しまして（もちろん引越もしていますが）、お盆向けが育苗箱数で26枚、彼岸向けが11枚となり、例年に較べてかなり悪い育苗率（残育苗数/総播種数）です。
あ～、気分が悪い！


そんな時は買い物で気分転換、すっきり～。買い物内容はまた後日。