トルコキキョウの定植用の床を作ります。日中はかなり暑くてビニールハウス内の作業は保留、外の作業を行いました。従いまして、朝飯前と夕方15時頃からの2段階です。床作りの順番は1)マルチの縁を鍬で掘る、2)土を均す、3)白黒ダブルのマルチを張る、4)7目の網を張る、5)イボ鉄筋を挿して網にテンションをかける、これらを3畝分施工する、というところです。

昨日の内に資材は用意しておいてました。網、両端で網を引っ張る添え木、添え木を支えるパイプなど。

マルチの巻きはこんな感じでY字鉄筋に載せ、かつ?鉄筋を上から被せて抜け・脱落防止にします。こうやると安心して引っ張っていけます。昔は端を家人に掴ませておいて、巻き自体を持っていったんだよ。発想を変えて楽になった。

ビニールの両端にはこういう添え木を配置し、網を添え木の切り欠きに引っかけて、外れないようにします(さらに添え木と網は数ヶ所紐で結わえます)。

こんな感じになります(このあとイボ鉄筋を数ヶ所挿して、網のテンションをかけておいた)。

実は今回試験を行います。農業資材商社さんから「ユーストマ(トルコキキョウの英名)」と記されたマルチをご提供頂いたので、どんなものか(使い物になるか)試すのです。商社の営業さんは「無理に使わなくても~」と低姿勢だったが、貰った以上使用した結果は出したい。

白黒ダブルを2間(約3.6m)ほど切り詰め、この銀色のマルチを張ってみた。ビニールハウスの地面に更にビニールを張るっていうのはメチャメチャ地温が上昇するような感じだが、白黒(表が白で、土側が黒)は表面の白が紫外線と害虫を弾き、黒面が保水を担当っして、実は地温抑制効果はあって裸地より優れている。

ただし、この銀色のマルチの使用は初めてだ。触った感じはアルミホイルに近い。触ってもシャクシャにはならないが比較的裂けやすいようだ。この点、ビニールのマルチは裂け難く収縮性に富む。
ウチの網目は7目、その内5目分しか銀色マルチが届かない。つまり反収的にはよろしくない。かつ、換気通水穴が無く、標準ではこの定植用の穴のみ。まぁ、中央には穴を追加しますけど。
今後は慣行区・実証区として生育を較べていきたい。道路から見えるところに張ったしね、マジメにやろう。

昼食後、自室でダラダラとユーチューブを観ていたところ、納品があった。

一つは手動芝刈機だ。

手押しすることで前進しながら回転刃が芝を刈り上げる。ただし、刈りこめる高さは約40mmくらいまでとのこと。つまり頻繁に芝刈りせよということだね。

組み立ては10分もかからず終了。では動作テストと練習を兼ねて、作業開始。

縁石などの際(きわ)の芝が長くなっており、ここを刈り込むのは難しかった。ちなみに最盛期には周2,3回、その他は月1~3回刈れとのこと。
今まで綺麗な芝にできなかった理由は、単純に雑草取りと頻繁な芝刈ができなかったせい。芝を刈れば生長点がカットされるので脇芽の促進が行われ、結果的に芝が密になる。雑草も抜くことで、より芝が旺盛になる・・・という理屈は分かっているんだが、今までは月1回の草刈り機での芝刈しかできなかった。

この手動芝刈機の使い勝手は・・・、すごい楽!なんでこれを今まで買わなかったのかなぁ、って思うくらいだ。これなら毎週の芝刈も苦にならないだろうな。だって20分だよ。

ユリの球根も入荷した。定植の準備はできている。

最後は遮光幕。
農具保護のため2間(けん)分の遮光幕をかけて、涼しくなった夕方から床作りをしたわけです。おしまい。
Posted at 2020/05/03 23:00:11 | |
トラックバック(0) |
農作業 | 日記