訳が分からんHID不点灯

2/16（土）早朝の除雪では、ヤンマートラクターのHIDヘッドライトとHIDリア作業灯がそれぞれ両目とも不点灯となった。ここまで不点灯となるのは初めてだ。しかも前日にバッテリーの充電をしておいたのに、だ。

午前中までの時点ではヘッドライトは助手席側が不点灯。

いうまでもなくHIDのシステム構成としては上流から、
1)リレー（”ウチの現状では”という前提で）
2)バラスト
3)バーナー
となります。一式予備システムがあれば稼働品との交換で”どこが悪いのか”の確認ができますが、予備がないので左右を、構成要素ごとに交換して、確認していきます。
まずはバーナーを交換。

点灯OK。つまり左右ともバーナーは生きています。ちなみにこのバーナーのケルビン数は4300ですが、商品説明で”4300K”を謳っていても微妙に色が違う場合があります。以前はなぜかピンク色になるバーナーがあって、交換しました。

ここからが、かなり”訳が分からん”不点灯となります。作業工程3の写真では左のリレー・バラストと右のバーナーの組み合わせで点灯しているんですが、リレーやバラストを交換しながら確認している内に左のリレーが作動しなくなったんです。

しょうがないので、写真左側のリレーは使わず、純正ヘッドライト配線のロー12Vとマイナスをバラストへ供給するように加工します。

つまり、今は応急処置なのでハイは点灯させず、ローの時のみ+12Vを引き渡すよう直結します。

リレーハーネスがあればハイ／ローどちらでもHIDが点灯するんですが（ちなみにPH7のスイング式ハイです）。

確認の過程で、HID作業灯のバラストは壊れていることが判明した。

写真向かって左側のヘッドライトの配線をロー直結にしたので、ロータリー式スイッチが”ハイ”の時は左側は消灯で、写真右側のみ点灯。

ローだと左右とも点灯しました。

な～んだ、リレーを使わず直結でも充分HIDが点灯できる電流は来ているんだ･･･。

しかし電流を安定させようとワザとバッ直＋リレーとしているのだが、それが悪さをしているようだ。