
以前からLEDを使っての工作などをしていたのですが、動作テストの時などは15VのACアダプタから整流ダイオードを通して約14.4V位でしていました。
でも、これだと電圧が変化した時のテストが出来なかったり、いろいろと不便だったので、出力可変の出来る電源を造る事にしました。
といっても、電子回路についての知識はほぼ素人なので、とりあえずキットなどを使って、勉強しつつ完成させてみようと言う方向で。。。。。
という事で、今回使うのは m9(゚д゚)っコレダ!!
↑秋月電子通商 の 大容量出力可変安定化電源キット
キットの回路はこんな感じになってます↓
今回は、小型化して工具箱に入れても邪魔にならないように造りたいので、不要なパーツを外して、車の電圧に合わせて抵抗値も変更します。
変更後の回路図↓

変更した箇所は、
入力はDCにするので、ブリッジダイオードとC1が不要。
D1は出力コンデンサ(C4、C5)が25μF以下なので不要。
D2は調整端子コンデンサ(C3)が10μFで出力電圧が25V以下なので不要。
抵抗VR1・R2は、VR1(500Ω)とVR2(2kΩ)に変更する
VR1(500Ω)での変動幅は3.13V(微調整用)
VR2(2kΩ)での変動幅は12.50V(粗調整用)
よって、VOUTは1.25V~16.88Vまでリニアに変動可能になります。
回路図が決まったので、基板図の方です

青線が基板裏側の配線で、赤線が表側に出る配線です。
回路図と基板図では左右反転しています。
購入したキット
大容量出力可変安定化電源キット LM350T使用 最大3A

内容は、
・三端子レギュレータ(LM350T)
・半固定抵抗(1kΩ)
・金属皮膜抵抗(200Ω、750Ω、1.5kΩ、2kΩ)
・整流用ダイオード(10D-1)
・セラミックコンデンサ(0.1μF)
・電解コンデンサ(10μF、1000μF)
・専用基板(AE-350)
追加で購入した部品

・半固定抵抗(500Ω、2kΩ)
・ヒートシンク(24*18*17㎜)
・DCジャック
以上で、部品がそろったので実際に作成します。
まず最初に、三端子レギュレータは結構熱を発するのでヒートシンクをCPU用の熱伝導グリスを塗って貼り付けておきます。
半田付けを終えてとりあえずテストしてみます。

思った通りに電圧が変化するので成功です(∩´∀`)∩ワーイ
元の専用基板との比較

結構小さくて、使いやすく出来たので、満足です。(・∀・)イイネ!!
ブログ一覧 |
電子工作 | 趣味
Posted at
2011/07/12 23:55:30