
8~9日にかけて、一足早く夏休み旅行に行ってきました。
今回の旅行先は奈良・京都の悠久の歴史を感じる旅。
以前、
鎌倉での予習も済ませておりますので、
下準備はバッチリ!
2日間で、どこまで世界遺産や国宝などを見て回ることができるのか、
歴男・歴女(ボクと妻ね♪)の腕のみせどころっ(^o^)p。
また、今回のブログはちょっと写真にこだわってみました。
いわゆる「だいぶつっ!」的な写真はある程度控えめします(笑)
ちなみに、タイトル画は平城宮跡に復興された羅城門(正門)
夜間はライトアップされています。
さてさて、
朝6時半の新幹線で一路、奈良へ。
近鉄奈良駅から歩くこと5分
最初に訪れたのは
「興福寺」
もともと、藤原(中臣)鎌足の病状平癒のために建立されたお寺。
ここには、恐ろしい数の国宝が・・・。
なんと、
「国宝仏像の2割がここにある!」
仏像マニアにはたまりませんよ。
特に、興福寺といえば「仏頭」。すばらしい顔立ちでした。
他に、阿修羅、十二神将などなど・・・
すごすぎて、この時点でお腹いっぱい。
残念なことに、全て撮影禁止。
ですから、上記のリンクから楽しんでくださいねwww
そのまま境内を歩いていくと、お隣は
奈良公園
言わずとしれた
「奈良の春日野、青芝にぃ~♪」
で有名な
シカとJr.
なんでしょう、 このコラボ?
もちろん、そっこいらじゅうにシカの糞があります。
山の中で見慣れております(爆)
実は、後ほどこのシカの糞が重要な意味を持ちます!
ほどなくすると
東大寺大仏殿に到着。
この中に、盧舎那仏(あの大仏ね)が安置されております。
聖武天皇、国分寺・国分尼寺の詔の象徴的なお寺です。
成功すると無病息災のご利益があるとか
大仏殿内で柱くぐりにチャレンジ!
・・・失敗orz
ちなみに、後ろに並んでいる女性(がいじんさん)は成功(^o^)
周囲から拍手喝采でした!
平城京(奈良)が平安京(京都)と比べて暗い印象があるのって、やはり奈良時代の苦しい歴史と仏教が伝来して一つの指針を持つことができたのが相混ざっているのかな?
暑いさなか、奈良公園を緩やかに登っていくと
そこにあるのが
春日大社
なんだか、光が鬼のように照ってます(汗)
後ろに控える春日山原生林の緑も大変なコトになってますな。
回廊には沢山の灯籠(とうろう)がぶら下がってますが、こちらは
万灯籠(まんとうろう)
もうすぐ中元万灯籠というお祭りがあり、このように灯籠に火が灯るんです。
美しく、幻想的な風景ということで、とても有名(らしい)です(^^;)
境内には「本社大杉」
春日杉は珍品と言われているようですが、その中でもこれは別格!
不思議と、このような大木には何かの魂が宿っているような・・・。
返す返すも鎌倉の大銀杏が倒れてしまったことが悔やまれる(>_<)
ここまでが、午前中の行程。
この後、宿舎へと向かい、そこでレンタルサイクルする。
アクティブだろぉwwwww
向かった先は、
「唐招提寺」
天平文化を象徴する建造物ですねwww
こののびやかな屋根の形状、朱塗りなされていない柱。
基本的に教場であるため、きらびやかさとは一切無縁ですが、非常に落ちついた趣のある素晴らしいお寺です。
我が家ナンバー1に輝きました(^^)/
六度の渡日を試み、失明までして仏教伝来に努めた
鑑真和上の墓。
その熱意に敬意を表して。
そしてこの日、最後に訪れたのが
「薬師寺」
天智天皇が持統天皇の病気平癒を祈念して建立を発願したお寺。
有名なのは、東塔・西塔のツインタワーなのですが、今は東塔が
お休み中でした(-_-)
こちらのお寺は、観光地慣れしているというか、何というか・・・(笑)
修学旅行で薬師寺に行かれたことのある方は覚えがあるかと。
説教がお得意なお坊さん、いらっしゃいます。
坊さん相手に拓本体験とか。
ココでようやく塔が出現!
面白かったのが寺の住職とのやりとり。
坊「君の国語の教科書は?」
Jr.「・・・光村です???」
坊「千年釘の話を知ってるかい?」
Jr「ん~、しらたかさんの話かなぁ」
坊
「そうじゃ!! よく覚えとった」
なんか、褒められてる。
そのお陰で、本物の千年釘(国宝)をマジマジと拝見させてもらいました。
なんか、得した・・・のか?
----------------------------
こんな感じで、駆け足で奈良時代を感じたのでした。
まるで、のび太の机の引き出しの中に入ったような錯覚もあり、
一瞬、今がいつであるかを忘れられるような刻を過ごすことができました。
おっと、わすれちゃいけない。
ちゃんと、カミキリもとってますよ!
こちらではあまり見かけない紋のオオヨツスジハナカミキリ。
もちろん、歩いていたらボクの元に来たんだモンっ。
(某所は採集禁止である)
それから、コガネはオオセンチコガネ。
これも関東ではほとんど見かけることのない瑠璃色。
シカの糞を食べて生き抜く猛者!
もちろん、側溝を眺めていたら、いたんだモンっ。
というわけで、京都編へと続きます。
(いつになるのか・・・?)
ブログ一覧 |
よしなしごと | 日記
Posted at
2012/08/15 01:14:52