
みなさん、お盆休みしてますか?
前回のブログは、かなりハードでディープな内容になっておりましたので、今回は素人さん向け、かつ今後お子さんに「カブトムシ採りにつれてってくでーー」とせがまれた時にお役立ちになるものを目指し、ブログってみます(*ノωノ)
「Jr.にいちゃんと一緒に、ムシ採りいくんだっ( `ー´)ノ」
甥っ子(5才)は気合が違います、気合が!
ところが、Jr.にいちゃんは部活で7月いっぱいはどこにもいけない。
*マメ知識
「夏休みになったら、ムシ採り行こう!」は大間違いだったりします。関東近県でのカブ・クワの発生初期は6月下旬。ピークは7月中旬から下旬なんです。
気を付けよう!
ということで、タイムリミットに差し掛かる8月1週の後半に弟と甥っ子を連れて、横浜市内のいつもの森で「カブト・クワガタ採集」なる超珍しい企画を敢行したのでした。
この時期、気温の上昇が一番の問題点。
気温が30℃を超える10時前に勝負をつけなければ、カブ・クワは土中や樹上に潜り込んでしまいます。
かといって、朝4時とかに行かなくても何とかなる(いや、何とかするっ)とタカをくくり、集合時間は8時(笑)。
一般常識にとらわれるボクの弟は「それじゃ、おせーんじゃねーの?」と疑心暗鬼。
Nico家は、カミキリのポイントはかなり押さえているものの、カブ・クワはいつもどスルーしてますから、ポイントがいまいちはっきりしません。とりあえず、クヌギ・コナラ・クリの生えている場所を探し始めます。
クリ林を探すこと10分。
Nico「いた」to 冒頭画
あれ? まだ♂がいらっしゃるのね?
*マメ知識
たいがい、発生後期にはメスしかいません。オスのほうがやや早めに発生するように思います。(経験則なので、確証はない)
時期がおしている割に、一発目からオスが出たので、期待が膨らみます。
同じ木を今度は蹴ってみます。
ちなみに、蹴って落ちるのはクワガタだけです。クワガタは振動に対して敏感に反応し、落ちてきます。
あれあれ、型のよいノコギリさん。
やっぱり♂です。幸先が良いです。
一か所目を見終わって、別のポイントへ。
向かう途中の林縁に数本のクヌギ・・・。
そして、ヒカゲチョウが舞っている・・・。
Nico
「怪しい(-ω-)キュピーン」
当たり。
カナブンばかりですが、メスが一匹いますね。
これでワンペア達成。つがいにして飼育できます。
*マメ知識
林縁を舞うヒカゲチョウという黒い蝶。コイツは樹液を吸うので、樹液の出ている木を見つけるには格好のターゲット。この他、スズメバチやカナブンなども指標になります。
しかし、この樹皮のキズ。明らかに人為的につけられたもの。
良い子は絶対に真似をしてはいけません!!!
さらに少し歩くと・・・
神当たり!(^^)!
一本の木に十匹以上のカブト。
これだけカブトに寄られると、クワガタやカナブンは近寄れません。
また、オス同士がそこいらじゅうで場所争いの喧嘩しています。
さすがにこの光景は、昆虫図鑑でしか出会わないですよね~。
甥っ子くんも大満足。
しかし、一番喜んでいたのは弟かもしれない(笑)
ここまでがおよそ1時間。
まあ、当初の予定だった10時までに勝負はついたわけですが。
こんな風に掘り返しても、出せるわけです。
*マメ知識
樹液が出ている木でも、カブトムシの姿が見えない場合には、その木の根元を掘ってみる。特に日中に採集する場合には必要です。
樹液が見えなくても、カブトムシの残骸などがある木の根元からは出てくる可能性があります。
なお、掘ったらちゃんと埋めておきましょう。カブトたちが隠れる場所を残してあげてね。
そろそろ甥っ子も飽きてきましたから、、、(汗)
ブルーベリーでも摘んでみましょう。
横浜では、ブルーベリーが8月上旬から中旬。そしてお盆を過ぎるとブドウやナシが最盛期になります。
こんな具合に、横浜でも十分にカブトムシを採ることができました\(-o-)/
ほとんどやったことないカブ・クワ採りでしたが、ざっくり20匹以上のカブ・クワを見ることができました。
こういう採集も楽しいものですね~。
あっ、もちろんね。
こんな感じでね。
この森で初採集のノコギリカミキリ♂・♀なんぞをつまんで来たことは、いうまでもありませんよっ。
(この日のカミキリは4種類かな?)
*注
ゴ○ブリではない。
しかし、ゴキ○リに最も似ているカミキリであることは認める。
Posted at 2014/08/15 01:18:34 | |
トラックバック(0) |
むし | 日記