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2024年12月29日

BLマツダスピードアクセラの車高調、セッティング変更

BLマツダスピードアクセラの車高調、セッティング変更 年内最後の足周り作業となりました。

考えてみれば、BLマツダスピードアクセラ(車高調:オーデュラ蹴脚II)に始まり、BLマツダスピードアクセラ(車高調:オーデュラ蹴脚II)で終わる年になろうとは…
違うオーナーさんですけれどもね。

やはりこの組み合わせは界隈では多いと思いますが、自分も何セットもやっててアクセラでサーキット走行を楽しむ上でベストな車高調だと思っています。



今回もこちらのBLマツダスピードアクセラ。

第1回フロント

第2回リア

第2回フロント

今回で第3回になりますね。
12月上旬にあった、作手サーキット走行会オフ(年内にはブログ書きます…時系列前後してますが)でもこのBLMSのセッティングサポートを行っていましたが、その時のフィードバックを取りつつ次の筑波サーキットへの仕様変更を行っていきます!
このタイミングでタイヤも変更になるところから、車高もバネ設定も前後をそれに合わせて変更していきます。


タイヤ幅が従来と同じ255なのですが、実測で265級だったという事でそれで干渉を何とかする為に車高を上げる…のが今回のポイント。
上げつつ従来よりも更に思い通りに動いてくれる様にする必要があります。
とはいえ今回は作手での挙動、外からも同乗ででも体験してるので動かし方の解像度が上がっていますので割と先ずはこれでいってみよう、というのが決まるのが早かったです。

新品で組んだ某社のスラストシートが短期間でぶっちぎれてしまって(バネレートが20kで使い方も強いのでしょうがないけど)片方が残ってもう片方がちぎれてはみ出てる状態でしたので…
これ、以前フロントに入れてた厚みがある方のシート使えないかな?って思って持ってきてもらったら


これを


セット。
重なってるのが分からんくらいピッタリじゃん!!

厚みも従来比3倍だから耐えるでしょうしこれで行きましょう、ってなったものの厚みがある分ツバの高さも食ってしまうからバネの収まりが悪くもなる。
付け外ししてうーん…ってなった結果、メインバネ側は無しでヘルパー側だけコレ入れましょうって事で


完成!
薄いシートから厚みのあるシートになって、他社製同士の組み合わせだったけど内径外径ドンピシャ。
こうあるべきって収まり方で嬉しいです。

プリロードセット(リアダンパー長)は変更なし。
出来る範囲でもっとも長く足つきを稼いだ状態のままです。
バネアジャスター側で車高アップ=ヘルパーの作動領域変更。
ついでにいえば従来比スラストシートの厚みも+2.0mmなので実質、より上がった状態になります。


次、フロントです。
ああ、フロントと言えば!
MSに着くかは分かりませんがこういうのがあって…ってのでオススメして実際に装着してくれたパーツがありまして。


フロントブレーキローターのバックプレートです。
BLアクセラシリーズでは何でか分かりませんが、全てのフロントブレーキローターにバックプレートの装着がありません。
リアはあるのにフロントにはない。

コストダウンか、軽量化か、なくても冷えるというのか、マツダの意図が分かりませんがビアンテでは実はフロントにもバックプレートが最初から装着されていてそのバックプレートが無加工で流用可能です。

キャリパーがサイズ全然違うし、もしかしたら一部切るとかくらいはしなくちゃならないかもしれないですけどーって前置きをしたものの結果的に何と無加工での流用が可能だったとの事。


タイロッドエンドブーツも、ロアアームボールジョイントブーツもこの通りプレートの裏側に隠れます。


キャリパー側も無事プレートが逃げています。


ABSセンサーのカプラーもこれなら、バックプレートの裏側になります。


このアクセラ実は、


既にブレーキローターの熱でここのカプラーが左右共こんな状態…
ガチでサーキット走行するなら、バックプレートはあった方が良いと思います。

実際、先日の作手サーキットでもフォグ穴からダクト+バックプレートの効果でかタッチ変化もそれまでより穏やかだった様です。
走行後、それでもブレーキから煙上がってるの見ましたけど…効果ありだったわけですね。
え、無かったらもっとやばかったってこと?
流石、軸重900kg超えのFFターボ車…


外径も見ての通りのフィット感で標準と何か違う?って分からないくらい自然な具合。
装着にあたって、取付穴をタップでさらい直す必要は絶対ですが(錆びてる上にそこに入れる純正ボルトの強度が低いので首下が簡単に折れてしまうのが理由。下処理を面倒がるともっと面倒な結末になります)価格的には現在24年12月時点で左右で4千円でお釣りがくるレベルですので、サーキット派の方にはお勧めできる流用パーツかと。
装着はお察しの通り、ブレーキローター外す必要があるのでローター交換のタイミングでの導入がオススメです。


アクセラのフロントはストラットなので、リアみたいにバネアジャスターを取り外して調整という事はないので数値さえ決まれば手早く終わります。
車高を上げるだけであればそのままではあるのですが、タイヤのグリップ力が更に上がる事と、何分フロントの方がタイヤの干渉が大きいのは分かっているのでそれを踏まえ…


ヘルパー潰れ切ってる様に見えますが潰れ切ってはいないです。
とはいえほぼ潰れていますが。
従来比ダンパー側で10mm上げて、バネ側で5mm上げ(ヘルパーの作動領域もそれだけ減)ています。

当初このバネを組むって段階ではバネレートを上げつつ車高を可能な限り下げられる調整幅をもたせて…というところからきているのでヘルパーをある程度効かせないとバネの方が先に線間密着を起こす状態なんです。
そう、吊るしのバンプラバー40mmが全然短くて当たらない。

バネレートを上げていくと当然鋼材が太くなっていき、許容ストローク量は減ります。
一緒に組んだヘルパーを活用する事を前提にしたバネなのでここまで詰めると正直、縁石踏んだりすると大きく跳ねてしまう懸念も…
その辺は前から分かってはいたので裏で既に


蹴脚と組み合わせられてMSで実用的になれそうなバンプラバーを既に選定して、取り寄せ済。
蹴脚のアッパーシート現物との当て具合を確認済みまでしていたりするんだなーw

ただこの通り、蹴脚のアッパーシートと合わせるとこの通りバンプラバーの外径が大きいせいで干渉するんで…無加工で行くなら上下逆転装着、ダンパー天面側にバンプラバーを置く。
内径も大きいんで吊るしバンプラバーみたいにロッドでバンプラバーを留める事も出来ないし。
それかバンプラバーをカッターでちまちま切ってここの内径に収まる様にするかのどっちかだなぁ。



※このタイヤホイールはサーキット用です

このアクセラでのタイムアタックも今季、後2回で終了との事。
来年2025年にはアクセラを降りる目途になっているみたいなのでどこまでどうやるか、というところでもあります。
変化させすぎはもう良くないですが、やりきって結果に繋げていきたいところ。

自分自身、BLMSのセッティングもこれで終わりになるかどうかかなーというところです。
流石に来年はそんなに作業はないだろうと思ってますし。
とかそう思ってて年々増えてるからどうなるか分かりませんがw


年内残るところ数日ですが、その作手サーキットでのオフレポが未だ書けていません。
写真だけは空いた時間に編集してあるので、後は文章…
年内に間に合わせまーす!!
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Posted at 2024/12/29 12:31:14

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