マツダ(純正) ユニット、ヘッドランプ  

長く乗る事への意志表明の一品！

中古車市場で40万円～とかで売られてるBLアクセラ（BLFFW等）に、20万円に迫る部品を買おうだなんて…
車輌価格の半分する様な部品を本当に買うのか！？と、考えてはいけない様な葛藤を乗り越え、純正部品値上がり時期前且つ車検を数か月後に控えた頃に発注。

でかい段ボールに入った新品ヘッドライト筐体は同じ車のヘッドライトとは思えないくらい。
透明感がやばいしもはやデザインが違って見える…
新車から乗ってるけどこんなだっけ！？って思ったくらいに綺麗。

AFS仕様のHID目が片側でお値段ほぼ10万円（今現在は10万円超え）だしそこそこ部品付いてくるんでしょう？って勝手に思ってましたがヘッドライトの殻だけです。
唯一付いてくるのがHIDバーナーからバラストへのコード。
逆にこのコードが単品で売っていない。
ヘッドライト買わないと手に入らないという恐怖設定。
これは筐体内に通すので最初からこれが通されてたら輸送中に中でガコガコ動いてしまう（バーナーもバラストもないからコネクタの固定先がないせいで）ので袋入りの別添えにしているのでしょう。
そんなわけで、バーナー、バラスト、配線類、ウインカーバルブ、バルブのソケット、スモールも同じく、ライト本体の樹脂ブラケット、ボルトやクリップに至るまで丸移植が必要です。
せめてHIDのところの新品蓋くらい付けてくれても良くない？と思いましたが付属していませんので、今の車輌で使っているものの使い回しになりました。
作業日より前に開梱して気付いていたらせめてOリングくらい部品取って新調したのに…


整備手帳にて作業交換レポ↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/725832/car/1281385/7589825/note.aspx

https://minkara.carview.co.jp/userid/725832/car/1281385/7589936/note.aspx

作業難易度はフロントバンパー脱着ができるくらいなら問題はないと思いますが何より注意すべきは…
簡単に傷が入るポリカーボネートのヘッドライトレンズに絶対傷を入れないで、古いヘッドライトからの部品移植作業をする事！！
うっかりなんて許されません。
多くはヘッドライトレンズを地面側に向けてへ部品移植をするのでマスキングテープがっちがちに貼って養生して、置く時は毛布使ってと神経すり減らしての作業でしたが、全て組み終わって最後にマスキングテープを全て剥がした時の感動たるや…
しばらく言葉が出ないくらいでしたね。
製品ロットが右目2022年、左目が2023年という事でBLアクセラは平成の車ですが『令和のヘッドライト装着車』という肩書きが付きましたｗ

その後の車検も余裕のパス。
バーナーもバラストもそれまでの使い回し（ヘッドライトに付属してたコードだけ新品になった）ですが全然光量も違うのが分かります。
光軸についてですが、出荷状態である程度合わせてある様でウチのアクセラは車高が高いこともあってか右目がちょっとだけ縦軸がズレてた程度でそれ以外はそのままで通せたくらいでした。


外観も透明感に溢れ、照射光も明るく安心。
部品代が高額である事を除けばデメリットは全くありません。
今（2024年2月）だとおよその価格ですが、AFS仕様のHIDのスカイ目で20万、HID目で25万円。
ハロゲン等だとこれよりか安くはなりますが、それでも…
これに交換作業依頼まですると工賃が乗るのでもっとします。
もはやリビルトATの値段に迫るくらいなのが何とも…ですが、これからもBLアクセラ乗るぞ！という人にはお勧めです。
明らかに車が若返ります！全然雰囲気違う！

純正部品、原則、将来安くなる事はありません。
今が常に最安。
とはいえ流石にマジで高いよなぁ…と思いつつ交換した満足感は最高なので評価★5。