ATシフトレバーが引っ掛かった
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
帰宅して駐車しようとDレンジからRに入れようとしたその時『バキッ』という鈍い音と共に、Rに入れようとしたシフトレバーが軽い力で押し返されました。
え??ってなったものの、押し返された力はそこまで強くないのでとりあえず押し込んでRへ。
Pに入れてとりあえず敷地内で停車。
これ、シフトレバーっていうかパネルが何か…変じゃないか?って事で早速分解してみたらこんな状態でした。
中身、飛び出てるじゃん…
2
柔らかい樹脂なので一旦、スライド部のパネルを押し戻してシフトパネルの白い樹脂部分に挿入されている黒のスライドシートを引き出します(写真右側)
上から引っ張ればスルスルと抜けます。
3
横長の小窓みたいになってるところに、今回飛び出た樹脂板が3枚収納されているわけですね。
シフトレバーの棒部分の樹脂板は車内に置いてきてしまったので映っていませんが、大中小の3枚構成です。
で、既に怪しい箇所がありますねw
4
お前か!w
軟質樹脂なのでとりあえず逆反りさせてまあまあ修正できました。
引っ掛からなければこんなんで良いでしょう。
でも何で急にこんな…?とこの時は思ってました。
5
スライドシートの小窓部分に、樹脂板がはみ出して無理に力が掛けられて変形した跡がありました。
樹脂板を反り直して組んで、試しに動かしてたらこの部分でまた引っ掛かって外れてしまったので、この部分も矯正が必要と判断。
6
こんな感じでそこそこ反らさせて修正しました。
やり過ぎて変に伸ばさない程度に。
原因を探っててもしや、と思ったんですが、このスライドシートはシフトレバーをガコガコする度に前後に動くんですがこれとシフトパネル側の白い樹脂とが長年のこすれ合いで粉が発生し、その粉が蓄積して滑りが悪くなり、その結果~が今回のっぽいです。
エアダスターでシフトパネルのこのスライドシートが入っていた部分へエアー吹いたら白い粉がパッ!と飛び散りました…
26万キロも走るとこんな摩耗もトラブルの種に繋がってくるのかもしれませんね。
7
滑りが悪くなってるなら滑りを良くすればいいじゃない?って事で、スライドシート表の縦筋面にシリコングリスを薄く塗り伸ばし、ブラシで溝を全部シリコングリスで磨き、最後にパークリ塗布したペーパーで極軽くサッと拭いてべたつきをとって完成。
ちなみに裏側部分は波形状の突起が連続している感じなので、そこはシリコンが影響しなさそうなので拭く程度しかやっていません。
お分かりいただけるだろうか。
ゲート部分、めっちゃ綺麗になりました!!w
8
ニコイチシフトレバーになっている自分のアクセラですが、今回のこの作業後めちゃくちゃシフトが軽やかになりました!
ニコイチシフト組んで最初は良かったもののその数か月後には小さくぎいぎい言ったり手に感じる渋さが出てたので、まぁ中古ベースだしなーって思っていたんですがそのギシつきが完全に消えたんです。
つまりシフトじゃなくて実はシフトパネルが地味に前からギシギシしていて、限界迎えてスライドできなくなって今回のはみ出しに繋がった…という事なのでしょう。
こんな事もあるんだね、という話でした。
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