イベントコンパニオン

エロ話でも車や旅の話でもないです；仕事の愚痴です；
ちょっと吐き出したかったので、適当にスルーしてください。

イベントは私の本職ではありませんが、間接的に関わる事があります。
そんな中で知り合った、キャリアはあるけどまだ若い女性がいます。
イベントコンパニオンの他にも、地元TVやラジオでも時折仕事をしている様子。
芸能事務所に所属せずフリーで活動しているので、私の「不得意分野」を気軽に色々相談できる大切な仲間です。

先日、懇意にしていただいてる会社の方から、「客先が、某・産業フェアーに出展する上で、商品説明ができるコンパニオンを捜してる」と相談を受け彼女を紹介しました。

順調に進行しているものだと思っていましたが、昨日彼女から電話で
「ゴメン！せっかく紹介してもらったけど降ろされちゃった」と。
「えっ！！ってか、イベント！どうするって？」
「社員のキレイどころ並べて説明させるから良いってさ・・・」

あまりに失礼な話なので、間を取り持った会社の方に説明を求めたら・・・

諸々の企画が決まりつつある最終段階で会長が出て来て鶴の一声
「商品の写真もブースで流すビデオも社員が撮ったので十分」
「配るパンフレットも社内で作って簡易印刷機で刷れ」
「コンパニオンなんて顔とスタイルだけだから、社内のキレイ所集めて説明させろ」
「説明文も開発者が作成して、お金を掛けずに社内で工夫しろ！」
とのお達し！！

聞けば周りのブースは有名企業。そこにこの状態で乗り込むにはあまりに無謀！
田舎企業丸出しの、イベント当日の情けない状況が目に浮かんで来ます。

低予算ならそれなりに工夫するし、予算に合わせた企画を練り上げるのもまたプロの仕事。
だったら出展せず他の販促展開もあるはず。（出展自体が高額だぞ）

ってか、プロの仕事を馬鹿にしてる！

彼女も外見は職業柄「チャラい」感じは否めないけど、昨年出展したブースでコンパニオンした仕事仲間に様子を聞いたり、その業界の動向を調べたり、出品する商品の類似品を調べたり、自分なりに勉強と準備を進めていました。それより何より色々な現場でキャリアを積んでるプロです。解説や説明のプロです。それを「社内のキレイ所」と一緒にされては・・・

「まぁよくある事。エロい風俗のパーティコンパニオンと一緒にされてないだけマシだ」と彼女は言いますが、無責任な紹介だったと反省しています。

でもこういう話は最近多いです。

デジカメが普及したおかげで良いカメラさえあれば誰でもプロと同じ写真が撮れると思われたり、ネットから文章コピペすればコピーライターなんていらないとか、付録のテンプレート使えばデザインも簡単だとか・・・。

カタチがそれなりに整えば「素人が相手だから分からない」と言う経営者が私の周りにも居ますが、間違いなく「物を見る目」は、素人の方が肥えて来ていると感じます。