訓練なんかじゃない!!!!

先日、近所で火事がありました。


原因はタバコの火の不始末らしいです






ヨメさんが外の煙が…

っと言うので窓の外を見て、直ぐに火事だと悟りました。



誰も気がついてないみたいなので

大声で「火事だー！」と叫び


１回の台所まで駆け下り

ヨメさんに１１９番通報を指示

消火器を抱え、近くの消火栓ホースを引きずり出し

ダッシュで


自分以外まだ誰も来てない



皆見上げるだけで呆然と





(あかん!!皆慣れてない…)


消火栓探して！と指示を出し


ホース繋いで！


家の人に聞くと家族は皆避難したと


家の前の車が邪魔

カギは？と聞くと家の中…


(迷ってるヒマは無い)

海) オレが入るからカギどこや？

っと家の中に家主とカギを取りに中へ…



煙が凄い…

真っ黒で大きな蛇のよう


一瞬頭が…フラッ

熱さよりも煙でヤられる

意味が分かった


防災訓練の煙体験なんてママゴトや…




ノドが一気に…


頭が…痛い


手持ちの消火器で火を消そうと試みたが

天井に伸びた火柱には効果なし




家の外まで家主さんと出てきて
車を移動してもらう


ホースを繋ぐ

近所の馴染みの消防団員さんが駆けつけてくれて

周囲に的確な指示を出してくれた
(さすが頼りになる)


ヨメさんと子ども達がウロウロ
お前達は邪魔になるから家に居ろ!と…


ポンプ車が一台目到着！

アッチや！と指を指す



消防団と自警団が続々と集まり


怒号が飛び交う

ポンプ車もヒトもごった返している
野次馬がこれ程までに邪魔に感じた


焦って手が上手いこと動かないところに


馴染みの消防団員さんがホースの繋ぎ方を冷静に教えてくれた


もう一本継ぎ足したかったけど

バルブが開いたため断念

慌てて筒先を継ぎ放水



消防士が梯子持って駆けつけてくれた


消防士の顔見たら力が抜けた



自分が役に立たない事を自覚し

家にスゴスゴと帰った

気がついた時には


自分が裸足で短パン一丁



足がススで真っ黒だった


自身の日頃の防災に対する備えが

未熟だった事を思い知らされる一日だった


家は全焼

ケガ人はゼロ

でもやはり火事は絶対ダメやね

近所の消火栓の位置とホースの繋ぎ方くらいは日頃から訓練しておかないとと感じました。