2024年11月06日
札幌の倒産したバイク屋さん 〇泉(ハーレーダビッドソン)の所有権解除
うちの嫁さんのハーレーダビッドソン(2003)の話。
結婚してからも何故かナンバー変更してなかった。お気に入りのナンバーなん?と思っていた。自動車税も、自動で口座から引き落としされていて、ずっと旭川ナンバーのままだった。ふるさと納税なん?と思っていた。
年取ってきて大型バイクに乗れる時間も少なくなりつつあるので、長らく車検切れで放置していたバイクを、車検受けたいと言われた。ナンバー変更手続きを調べだしたら、なんと車検証の所有者が「株式会社 〇泉」と書いてある。2003年当時の札幌市のハーレーダビッドソンの新車ディーラーだったらしい。そこで42回ローンを組んで新車を購入したらしい。
嫁さんにこのバイク屋さんに所有権解除してもらわんと、ナンバー変えられんわと、いうと、そのバイク屋さん潰れちゃってるんだよねー、という返事。え?譲渡証明書とか印鑑証明書とか書類出るの???社長とは連絡取れそう??無理・・・
やばそうな匂いぷんぷんですやん。ググりまくりで倒産したバイク屋さんの所有権解除の方法を調べると、倒産した形態で変わると、フムフム。
ヤフー知恵袋とかも、〇泉の情報は、社長が頑固おやじだったという情報以外ほぼ皆無。ハーレーダビッドソンジャパンは元請けだから、なんか情報持っているかも?と嫁にお客様相談センターに電話させるも、「うちは関係ない」と、まさかのけんもほろろ対応。名義変更が万が一できないと、継続車検はできるので、乗り続けることは可能だが、永遠に自分のものにできないらしい。最後は解体して解体証明書を陸事に提出すると、5年後に車両情報が削除される?それで自動車税の納税から解放・・・???子供に相続も譲渡もできない???当然バイ〇王にもレッド〇ロンにも売れませんわな。
とりあえず使用者の住所変更によるナンバー変更だけでも所有者の印鑑いるとか署名いるとか・・・
とりあえず、法務局に行って、〇泉の「登記簿謄本」を取って、破産管財人がいるかどうかを調べろとグーグル様がいうので、最寄りの法務局を調べて、取りに行きました。あれこれ検索しても出てこずに、やっと「閉鎖事項全部証明書」が出ました。料金600円くらいでした。そこに載っていた清算人はググると札幌市他で弁護士事務所を経営されている方でした。
早速事務所に電話すると、めちゃくちゃ親切な女の人が対応してくださって、下記書類を送ってくださいとのこと。
①車検証のコピー(車検が切れてると名義変更不可。継続車検を取った後のもの。自動車税の滞納がないかわかるから)
②住民票のコピー(うちの嫁さんは結婚して苗字も住所も変わっているので、昔の住所がわかる戸籍の附票も必要だった。)
③ローンの完済証明のコピー(奇跡的に嫁の実家に帰った時に発見したローンの契約書に、契約会社がファーストクレジットNICOS CARD 日本信販と書いてあったので、ググって電話すると、あちこちたらいまわしにされて、ようやく株式会社ジャックス東京カスタマーセンターJNSカスタマーサービスから、「ご契約終了通知書」が特定記録郵便で送られてきた。)
④返送用の封筒(宛名と切手を貼ったもの・ケチらずにレターパックプラス600円を同封した。)
書類はコピーでいいか、もう一度発送前に、法律事務所に確認して、いいと回答を得ました。いただける書類は、譲渡証明書と委任状だそうです。
名義変更不可の悪夢から解放されました。今回はちゃんとした清算人の方がいらっしゃったので、泣き寝入りしなくても大丈夫でしたよ、という話。
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Posted at
2024/11/06 01:51:21
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