届けているのは、荷物だけではありません。

なーんてカッコ良く言っても、集配ではなく仕分けの我々は直接「ありがとう」や「ごくろうさま」なんて言われることはありません。

東北大震災後、ヤマトよりも先に佐川が被災地での集配を再会し、それを追う形でヤマトも再会となりました。
通常、この3月とか4月は引っ越しの大口荷物以外は荷物がなく、暇な状態が続くわけですが、3月11日以降は変わりました。
それまではそれほどなかった東北への荷物が激増。
そのほとんどに「救援物資」や「がんばれ！」の文字が。

それは、想いと共に我々に託された荷物です。
カップ麺が、段ボール一箱の衣類が、感謝の言葉と引き換えに引き取られていくそうです。
（被災地では、集配ができないため店舗への持ち込み、引き取りというかたちがとられていました）

宅配便ひとつに、希望をひとつ入れて。