
いつもiQの記事が多くてすみません。
通勤用とは言え、ある程度はカスタマイズしないと気が済まないので最近はiQばかりがブログに上がりやすいと言うだけの事なんですがね。
これはこれで気に入っているのですが、ST185を毎日通勤に使ってしまうと消耗が激しすぎると言う理由でiQを購入したのです。
普通に毎日乗っても、故障の心配をしなくて済むクルマ(笑)。
乗り出して僅か8か月ほどした頃にBNR32を入手する事になり、それ以後はiQを自宅に置きっぱなしで、毎日の様にBNR32で通勤する日々が3年以上続く事になります。
…もうね、暇さえあれば消耗してたり故障している箇所を修理しまくりましたよ。
水は漏れてる、オイルも漏れてる、おまけにフロントバンパーが何か下がってないか~?と思ったら、リーンホースメントさえ付いていなかった!
プラスチック製のピン数か所で止まってただけですよ。
走ったらバンパー外れて飛んでいくっての。
ある程度納得がいくまで修理していたら、気が付けば3年経ったと言う訳です。
そして、本命だったはずのST185セリカ。
このセリカは私が若い頃に新車で購入して、それから絶えず手間暇と資金を惜しまずに投入し続けて維持してきた大切なクルマです。
一生手放す事は無いでしょう。
平成17年に大改修(?)した時に、確か結構画像を撮り貯めたはずなのに、どこに行ったかなぁ~?
と、ここ数年実は捜していたのですが、それが今回発掘されたのでブログに上げておきたいと思います。

これらの画像は、エンジンを一度降ろして今は無きアペックスのAPエンジニアリングに送り、修理と改造が済んで送り返されてきた所ですね。
内部にHKS製のパーツがふんだんに使用されているのですが、アペックスにHKS製品を仕入れてもらって組み込んでもらう訳にもいかず、ショップ経由で一度HKS製品を仕入れてからアペックスに送って組み込んでもらうという二度手間をしています。

強化されたエンジン仕様にTD06 L2 20Gでは役不足と言う事で、TD06 25Gと言うタービンを選択しました。
画像で大きさがよく分ると思います。
エキマニのタービンフランジ接続部分はどちらのタービンでも共通なので、エキマニに取り付けられる事は確認済みでしたが、この大型タービンがエンジン本体や補機類に干渉するかしないかは一種の賭けでした。

その時にオイルキャッチタンクも新設しました。

クラッチもツインプレートに新調、ミッションの内部も全て新品ギヤーに交換しました。

ドライブシャフトのブーツも、前後のイン側、アウター側8箇所全て交換しました。

セルモーターもリビルト品に交換しました。

ロアアームバーやストラットタワーバーが(この青いのは当時付けていたクスコ製品ですね)壁に一時避難させられていますね。
ワンオフ制作のフロントパイプも見えます。
奥のエキマニは他車ので関係ありません。

これから、このカラッポのエンジンルームに載せるんです。

ポート研磨されている箇所の拡大画像です。

タービンが載りました。がよく見ると、、、

あぶなっ!ミッションケースとクリアランスギリギリですよ。

正面から。

斜め上から。

このエキマニの集合部分がよく割れるのですよ。

重量物をエンジンと一緒に揺らさせて、エキマニだけが揺れて割れるのを防ぐために、ウェストゲートもエキマニに溶接ステーで固定しています。これは結構効果ありましたよ。

横から見ても、タービンとのクリアランスが殆ど無いのが分ります。
これをエンジンに載せてから、インテークのパイピングを作成するときにまた、多大な苦労がありました。

エキマニは仮固定から外して、サーモバンテージを巻き直してからもう一度取り付けました。
これが賛否両論あるとは思うのですが、熱を遮断するから良いと言う意見と、その篭り過ぎた熱害でエキマニが割れる原因になると言う意見と両方あります。
結果、数年後にエキマニの割れを溶接修理する時にバンテージは外して、現在は巻いておりません。
確かに巻かない方が、割れに対して時間が伸びる傾向があります。
組み込んでいる内容は愛車紹介の欄にて詳しく説明しているので、ここでは割愛します。
岡山県も梅雨に入ったようですが、晴れの合間に乗りますよ。
それと、今年は時間を作って、みん友さんが居る他県にまで、セリカで足を延ばしてみたいと思います。
Posted at 2014/06/04 05:43:34 | |
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