KENWOOD U929  

昨年デッドニングやバッフルボードを組んだ際、合わせて換えたヘッドユニットのインプレです。

発売は2007年ですが、SRS WOW HDによる圧縮音源の高音質化、前後左右のスピーカー毎に細かい設定が可能な点が選択のポイントでした。

＜構成＞
フロント
　ツイーター　　U929の内臓アンプ→Pioneer　TS-C1700A/ツイーター
　ミッドレンジ　　Pioneer　GM-D6400→Pioneer　TS-C1700A/ウーファー

リア
　ツイーター　　U929の内臓アンプ→　リアピラーの純正ツイーター
　ミッドレンジ　U929の内臓アンプ→Pioneer　TS-C1500A

ウーファー　Pioneer　GM-D6400　→　Pioneer　ＴＳ-Ｗ302Ｆ

＜インプレ＞
・音質
特筆すべき点は、スピーカー毎に設定できる音域、リスナーまでの距離・位置等で作られる臨場感、SRS WOW HDにより独立して搾り出される鮮明な高音域とどっしりとた低音域です。

音源はUSBメモリーに入れたMP3がメインですが、SRS WOW HDのおかげでCD並みの音質が楽しめます。

・操作性
ソースの切り替えとUSBメモリー内の選曲がメイン。
ソースの切り替えは、切り替えボタンと選択のローターが分かれているのでやや不便です。
USBメモリー内の選曲はローターのみで直感的に操作ができる：○。ただ１DINのため文字が小さくやや見にくいです。

・総評
多機能であるがゆえ操作性はいまいちですが、音の調整が決まると、フロントガラスの先にステージがあるような音場になる点が全てです。