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整備手帳には上げましたが、ナビ交換の詳細です。

リオに付いていたナビには不満たらたら。



外部入力できない、ステアリングスイッチと連動していない。

そこで、まずはAUX端子の増設とステアリングスイッチへの配線接続を行うこととした。ただし、やればできるものの自分は電気工作作業が好きではない。目に見えない電気を相手にするのが苦手。これは中学の理科の授業で、「電流は＋からマイナスに流れるが、電子はマイナスからプラスに移動している」という話を聞き、納得できなかったことに起因する。以後、納得するまで勉強するなり、調べるなりすれば良かったのだが、結局は何もしなかった為、現在でも理解不十分なまま、電気関係は得体のしれないものという認識になり、苦手意識に繋がっている。また、ギボシを一つ一つ付けたり外したりというのがそもそも面倒と感じる人間なので、併せて電気工作は好きではないのである。

しかし貧乏なので、安上がりに済ませるには、多少苦手でも自分でやる必要がある。ざっくり調べた上で、まずはイクリプス対応のナビと車体をギボシではなくカプラーでまとめて接続できる一括配線コードと、外部入力コードをアマゾンで購入した。

そそくさと外してみる。ナビを弄るのは初めてだ。パネル外してから養生したりと、手際が悪いことこの上ない。


外してみると無駄にアース線が多く、３本も付いている。１本は走行中のナビ操作とテレビ視聴を可能とするパーキング線なのだが、残る２本は何のアースなのか、パッと見は不明である。まぁ、アースなので、そのままつけておけば特に害はなかろうということで、放っておく。

やたらとギボシの多い配線を取り換え、外部入力用の配線を付けて戻せば完了。

スマホを繋いでＡＵＸは問題なく音が出るのを確認。

続いてステアリングスイッチの設定をするべくナビの設定画面を呼び出すも、なんとステアリングスイッチの項目が無い！！メーカーＨＰの取説を見ると、なんとステアリング非対応ということが判明。

無い機能は仕方ないのだが、付いているステアリングスイッチがただの飾りというのは勿体ない。何より便利なので、なんとか活かしたい。どうせ地図も古いからナビごと交換するかと、もう少し年式の新しいものを探してメルカリでポチる。

入手したのはせっかく購入したコードが無駄にならないようにと同じイクリプスのUCNVG05という2015年製のメモリーナビ。新しければ新しい方が良いのだが、その分中古価格も高いので車体と同年代で手を打った。

イクリプスの市販ナビはAVNから始まる機種番号だが、業販モデルはUCVNから始まるらしい。おそらく別な車のディーラーオプションだったものだろう。今度の製品はUSB付きである。AUXの代わりに使えれば、充電とデータをコード一本でやり取りできるため便利そう。

早速交換するも、パーキング線の接続を間違えて、ブレーキ灯が消えないというハプニングや、期待したUSB接続がスマホに対応していなかったことが判明したり、さらには外部入力端子のカプラー形状が変更されていて再調達が必要だったりと、凡ミスを重ねてしまった。

紆余曲折を経て無事接続完了、ようやく満足する使い勝手にまで持ってくることができた。この間、無駄に長かった線を短くしたり、分岐が怪しかった配線をつなげ直したりと、苦手ながらもやることはやって、見えない部分もいくらか整理することができたので、まぁ満足だ。